Dさんは、アメリカロサンゼルスの証券会社で働く、バリバリのエグゼクティブ。
国際結婚で既に現地には2人のお子さまも出来て、幸せな日々。アメリカで永住権も獲得し、アメリカを第二のふるさととして完全に移住をされました。
しかしそんなDさんの一番の懸念は、日本に残した高齢の母のこと、、、。
弟のEさんも、Ⅾさん同様ずっとシンガポールでの海外勤務。
DさんEさんのご両親は、2人でふるさとで農業を営んでいました。何度も一緒に海外に住まないかと声をかけてきましたが、最後まで日本で夫婦で細々と生活していたいとの強い希望。
しかし、そんなご両親ですがお父様が先日心臓発作で他界されてしまったのです、、、。
80歳を超えても入れる海外旅行保険はあります
80歳を超えたとは言え、本当に元気だったご両親ですが、最愛の伴侶を失ったお母様は、明らかに元気を失っています、、、。
ご夫婦で毎日行っていた散歩にも出なくなり、このままでは本当に心配なDさん。お母様をロスに呼んで老後の面倒を見ようと決意しました。
しかし心配なのは、現地でお母さんが病気やケガをした時のこと。日本の海外旅行保険をかけてあげたいと思いましたが、資料を請求しても69歳まで、もしくは80歳までのみが一般的。
さてどうしたものか、、、。
でもご安心ください。81歳以上の方だって、入れる日本の海外旅行保険はあるんです!
病気死亡は付帯不可。後遺障害も3級以上などの制約はありますが、一番重要な治療救援費用は無制限でも可能です。Ⅾさんは海外での治療費の高さを十分知っていたので、これで一安心です。
完全海外移住者は、日本の海外旅行保険の加入はできません
Ⅾさんは既に、アメリカでの永住権も獲得して完全に移住。将来も日本に戻るつもりはありません。
このようなケースの場合は日本の海外旅行保険への加入は難しいですね。
しかし、お母さまの場合はお子様に面倒を見てもらうための長期移住。特に永住権も取りませんので、ご加入は問題ありません。
もしもの時は、日本で骨を埋めて欲しいという遺言
本当は、長年暮らした日本を離れたくはなかったお母様。
でも、息子さんの思いに、甘えることにしました。
ただ、一言だけ息子さんにこう言ったそうです。「もしもの時は、立派な葬儀などは要らない。ただ日本でおじいちゃんと同じ墓に骨を埋めて欲しい」と。
遺体の日本搬送は、意外に手間も費用も掛かります。でも海外旅行保険の治療救援費用には、この保険の対象理由で万一の際は日本への遺体処理費用が付帯されています。
これで、愛するお母様の万一の際には、その思いを叶えるのも安心ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険のまとめ
- 81歳以上の高齢者でも、長期で入れる日本の海外旅行保険はあります。
- 永住権を持っている国への、永住目的での移住は海外旅行保険に入れません。老後の面倒を見てもらう為の、長期移住なら大丈夫です。
- 万一の際の、緊急移送や遺体搬送が利用出来るのも、高齢の親御さまにとっては大きな安心だと思います。
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