弊社では日本人の方が大勢在住される国や地域で、定期的に海外旅行保険についての説明会・相談会を行ってきました。
しかしコロナ感染拡大の影響で、2020年2月にタイ・バンコクで実施した説明会が最後となっていました。
思うように海外との行き来が出来ない中、日本国内で皆様のサポートに尽力してきましたが、やはり海外現地で生の声や相談を聞けない、自らが海外との行き来をずっとしていないことで、真に寄り添ったアドバイスやサポートがしづらくなってきていました。
個別相談会の実施状況や皆様からの主なご相談
今回の相談会は、従来の集合型のセミナー形式とはせずに、withコロナのニューノーマルをふまえて「個別相談形式」としました。
参加については一組3名(その後感染が増えたため2名)までとして密を避け、時間も45分とさせていただきました。
またzoomによる参加でもOKとしました。
Hawaiiで多かったご相談①アメリカの医療保険の代替えとしたい
今回のご相談内容で一番多かったのは、やはりアメリカ医療にお困りだというもの。
「高い」「使いづらい」「加入しづらい」というのが、アメリカ医療で良く聞く3つの問題。
などなど。
Hawaiiで多かったご相談②日本に長期で一時帰国した際の補償が欲しい
ここ2年間、コロナのせいでずっと日本に一時帰国されていない方も大勢相談に来られました。
例年であれば、年に1〜2回は一時帰国をされていたのに、約2年間帰国していないこと、出入国の都度隔離や待機があることから、次に一時帰国する際には2ヶ月や3ヶ月と長期を予定しているため、やはり心配なのは医療のこと。
Hawaiiで多かったご相談③高齢のご両親をHawaiiに呼んだ時の補償
日本に残した高齢のご両親。
コロナの件もあり、より一層「ご両親と一緒にHawaiiで暮らしたい!」という思いが強くなった方も多かったようです。
でも、やっぱり一番のネックは高齢者向けの医療保険。
来てもすぐにはメディケアにも入れず、そのことがネックでHawaiiに呼ぶのを躊躇されているケースもたくさん相談がありました。
「弊社なら、日本の海外旅行保険ですべてを解決します!」
とは言えません。
海外旅行保険は、ある一定期間をカバーするのが前提の保険。アメリカの医療保険とは根本的には違うからです。
でも、すべては解決は出来ませんが、加入の方法を工夫したり、アメリカ医療とコラボさせることなどで、かなりの問題は解決が可能です。
今回は個別相談だったからこそ、一人ひとりの個別の問題に対して的確なアドバイスが出来たと思います。
(日本一時帰国中の日本での補償は、全く問題ありません。ご安心ください。)
Hawaii渡航を振り返って
渡航直前まで、隔離やPCRのタイミング、渡航についての規制など、様々な状況が変化をして、正直前日まで行けるかどうか不安でした。
帰国後も、施設隔離や自宅待機14日間など、思った以上に生活に制約が加わります。
悪いことをしている訳では無いのに、1日2回も3回も入国者健康確認センターからくる位置情報や健康情報チェックのAI連絡は、気分のいいものではありません。
それでも、2021年の締めくくりに海外に渡航したこと、海外現地の生のお声、悩みや困ったことのご相談に乗れたことは、私にとって大きな財産となりました。
これでより一層、海外在住の日本人の皆様に寄り添ったアドバイス・サポートが出来そうです。
そして何より、自分自身が更に行動していくきっかけ、自信となりました。
2022年は、ぜひあなたの国にも行きたいと思っています。
どうぞ良いお年をお迎えください!
そこで、ワクチン接種も更に進みコロナも沈静化し、水際規制が大きく緩和されることを想定して、2年ぶりの相談会をハワイで実施することに計画したのが10月。
予想通り11月にはビジネス入国なら3日の自宅待機のみまで規制緩和になりましたが、直前に従来通り14日・且つハワイからの帰国は強制3日間に(12月20日からは6日間)。
その他様々な障害も起こりましたが、予定通り相談会を敢行しました。
そこで聞けたハワイ在住者の方々のお悩みや、2年ぶりの海外渡航で得たことなどをお伝えします。