アメリカに在住、もしくはこれから在住予定のあなたへ

先月海外旅行保険にご加入いただいた、アメリカ在住のM美さんから一通のメールをいただきました。

そこには、住んでいる方にしか分からないアメリカ特有の医療事情のご苦労が綿々と記されており、日本の海外旅行保険に加入できたことで、今までの不快と苦労から解放されたかが書いてあります。

今回はM美さんの許可をいただき、「私の事例が、多くの在米日本人の方々にお役に立てれば何よりです。」とのM美さんのお言葉と共に、アメリカ医療の実情とご苦労をアメリカに在住、もしくはこれから在住予定のあなたにお伝えさせていただきます。

M美さんは、アメリカ人のご主人を持つ、アメリカ在住3年目のかたです。

アメリカの医療事情と保険は、不快さと不満だらけです。

アメリカ人のご主人と結婚され、アメリカでの生活がメインになったときから、医療はアメリカの制度に従う以外に思いも付かなかったM美さん。

しかしこの3年の間に、様々なアメリカ医療制度の「不快さ」と「不安」を経験されたようです。

そのような中、弊社のサイトから日本の海外旅行保険のことを知り、先月新たにご加入いただきました。

契約完了後、早速ご利用の機会があったようで、その利便性など詳細な内容をわざわざ長文のメールにてお送りくださったのです。

内容は3つのポイントに分かれていました。

1. Deductible(家族の各メンバーに対して、割り当てられる1年間の個人負担額)

アメリカの医療保険は、まず個人の年間自己負担額が決まっています。

「家族の各メンバーに対して, 割り当てられる1年間の個人負担額

これは, 保険のプランによって異なりますが1000ドルから1500ドル。この金額を個人で負担し終わった後に, 初めて個人負担の割合が全体の医療費の20ー10%(co insurance)までに下がる

それまでは全額もしくは高い割合で, 毎回病院にかかるたびに個人が支払う必要があります。

ここで, 不快に感じるのは4人家族で各自のdeductableが1000ドルであった場合, 最低でも4000ドルまでは個人の財布から出し続けなければならないという点。

日本人が大病無しで考える家族の1年分の医療費で、こんな金額は家計簿にはのりません。

自然と病院にいきづらくなる状況もでてきます。」

2. 元々の医療費/薬代が高い

アメリカでは、元々の医療費や薬代が非常に高額なため、1割の自己負担だって大変です。

「そして, deductable に達したとしても, 元々の医療費が高いので, やはり各個人が負担する金額も高い

たとえば, 日本で使っていた1000円もしない同じ軟膏(処方薬)がこちらでは10%の個人負担で60ドル(6000円)もするんです。明細を見ると, 元々の値段が6000ドル(60万円)だそうです。「はあ~っ???」って感じです。

かぶれに付ける軟膏の元々の値段が60万ってどうなのよ!?? この国では製薬会社が恐ろしく儲かってるんでしょうね。deductableに達したからと言って, すごく安心できるものでもありません。」

3. 早期発見を無視した医療

アメリカでは、しっかりとした検査を受けるのも簡単には認めてもらえません。

「日本のように「念の為」なんていう意識で検査は気軽にできません。

アメリカの保険会社が許さないからです。

日本でもMRIは高い検査ですが, 念の為にやっておきましょうとお医者さんに言われることもあります。その感覚で, 早い段階で問題があるかないかを確認して安心したいものですが, こちらではそうはいきません。

こちらではあの薬をのんで, この薬も飲んで, あの注射も打って様子が改善されないようであれば そこで初めてMRI検査に保険が適用されるといった具合。悪い病気であればそこに至るまでの数カ月で進行してしまいます。

年に一度の健康診断もそうです。血圧と最小限の物質に対しての血液検査。私は41歳ですが, 胃カメラや大腸検査はもちろん対象ではありません。

胃腸に問題が無いことを調べるための検査, 早期発見のための検査, そういう意識自体がないですから, この国では,それを保険の対象にするということはありえません。

私はお腹の痛みと便に血が混じるという事実が認められ, 保険適用で10%の個人負担で大腸カメラ検査を受けることができましたが, それでも, 自分の財布から400ドル(4万円)も払わなければなりませんでした

話が(1)にもどりますが, deductableに達した後であっても, アメリカの複雑な医療項目に対して保険が適用されないケースは多々あります。

ほんの2週間前に年に一度の婦人科検査の一つとして私の年齢ではビタミンDの低い値が原因で体調不良を起こすケースが多いのでという背景から, 先生が検査項目に加えたのですが, 見事に保険対象外となる, 個人で126ドル(1万2500円)払ってくださいという通知が来ました。

事前に保険会社に保険が適用されるか問い合わせなければ, 医師の方針に従った検査もできない有り様です。

まったく, 不安で不快で怒りさえ感じますよね。」

これらの問題が、日本の海外旅行保険で解決されました!

アメリカの医療や保険に対する不快さと不満、不安は日本の海外旅行保険で解決されます!

「不満だらけではありますが, 既にアメリカで何かしらの保険に入ってる私が, 日本の海外旅行保険に加入し, 前述したアメリカの医療・保険に対する不快さと不満, 不安が解消されたことはとても大きな安心でした!

既にアメリカに渡航、在住した私たちが、このような安心を手に入れる情報は今までありませんでした。

私の事例が、多くの在米日本人の方々にお役に立てれば何よりです。

私は日本人ですが、今住んでいるアメリカを愛しています。同じようにアメリカで苦労されている日本人の皆さまと、常に安心を共にして生活していければ嬉しく思い、今回メールをお送りしました。

どうぞこれからも、海外に在住する日本人のみなさんのために宜しくお願いします。」

M美さん、詳細なアメリカ医療の実情をありがとうございました!どうぞこれからも、お体にお気を付けて海外生活をお過ごしくださいませ。

※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/obamacare/” title=”アメリカ_オバマケアと日本の海外旅行保険。” content=”アメリカのオバマケアに加入されていても、高額な医療費が発生することもあります。それらに備えて、海外旅行保険があれば大きな安心が生まれます。”] [blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/big_cost-risk/” title=”ご自身の健康を損ねることが、最大のコストとリスク” content=”医療費が高額だからと、病院から足が遠のくのは大病の発見が遅れるリスクがあります。”] [blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/cashless/” title=”海外旅行保険、最大の強味はキャッシュレス対応。” content=”アメリカのように、例え自己負担が1割でも高額になる国では、キャッシュレス利用が出来るが大きな安心につながります。”]

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ

  • アメリカの医療保険にはDeductibleがあり、一人ひとり年間の自己負担額を使い切ってから初めて、医療費が10%から20%の自己負担で利用できるようになります。
  • アメリカの医療費や薬代は、元々非常に高額なため、自己負担が例え10%でも大きな負担となります。また、検査については、まずは出来るだけ医療費のかからない検査からしか保険利用できず、例え医師の指示で受ける検査であっても、現地の保険の対象とはならないケースが多いのが実情。
  • 日本の海外旅行保険に加入することで、キャッシュレス利用も出来て、このようなアメリカの深刻・複雑な医療費と保険の問題が解決されました!
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