海外でも役に立つ保険の内容は?
海外では海外旅行保険が何より安心なのは、高額な医療費でも全額保険が適用となり、自己負担がゼロで済むから。
一方、日本の医療保険と言えば、1日入院したら5,000円や10,000円という保険が一般的ですね。
でも、この保険ではただの通院では全くもらえませんし、また入院の場合でも高額な海外では1日1万円などでは全く足りません。
もし海外旅行保険にプラスして日本の医療保険を掛けるなら、迷わず一時金が払われるタイプにすることです。
三大疾病や重大疾病の際に一時金が出るタイプ
ガンや脳疾患、心疾患などの三大疾病等に診断されれば、診断一時金が使いみち自由な保険金として受け取れます。
180日間までの治療費は海外旅行保険で全額補償。
そしてその後も長期療養の必要がある場合には、この診断一時金を活用するのがいいでしょう。働けない間の所得補償代わりにもなりますね。
一般的には一時金100万円から200万円というタイプが多いですが、なんと最高額3億円という保険も。
入院をした場合、日数問わず一時金が出るタイプ
入院したら1日○○○円という保険に、特約で初期入院の際には日数にかかわらず、一律5日分や10日分をまとめて受け取れるタイプも最近は増えてきています。
病気でもケガでも、日帰り入院から対象になります。5日や10日以上入院になれば、その後は一時金に加算して日額が受け取れます。
入院になっただけで一律30万円受け取り、というようなプランもあります。
参考までに、現在コロナウイルスで陽性となれば、軽症や無症状なら自宅隔離となることも多いですが、これも医師の指示なら入院扱いになります。
つまり上記のような保険に入っていれば、例え無症状でも医療費が全くかからなくても、10万円や30万円などの保険金が受け取れるのです。
その他注目の医療保険
持病があっても加入できて、持病が悪化して入院・手術をしても補償される保険(引受緩和型)
海外旅行保険では、持病・既往症は補償対象外となりますので、持病をお持ちの方はいわゆる「引受緩和型」といわれる保険に加入をしておくのもいいかもしれません。
通常の医療保険に比べて、健康告知も簡単な3つ程度のみ。大体以下のようなものとなっています。
- 告知日から過去3ヶ月以内に、医師により入院または手術をすすめられたことはありますか?
- 告知日から過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術を受けたことはありますか?
- 告知日から過去5年以内に、ガン、肝硬変、慢性肝炎と医師に診断されたことがありますか?
つまり、糖尿病で治療中でも、心臓に持病があってずっと通院をしていても、加入後に悪化して入院・手術をすることになれば保険の対象になるのです。
使わなかなった保険料が、全額戻ってくる保険
これ、最近とっても人気があります。
加入後に支払った保険料が、60歳や70歳など契約時に決めた年齢時点まで保険を使わなかった場合には、全額戻ってくるんです。
しかも、もし保険金を受け取ったとしても、受け取った分だけ差し引かれて受け取れます。これは今までの保険にはありませんでした。
いかがでしたでしょうか?
これらの保険は、あくまでも海外ではメインの保険にはなりませんが、海外旅行保険にプラスすれば、より一層大きな安心が手に入ることも確かです。
海外現地にもいい保険もありますが、やはりすべてが英語や外国語では約款を読んでも理解するのが大変です。
また、日本の保険ならではの安心感やホスピタリティも大きなもの。
日本に一時帰国をされた際には、是非一度検討されてもいいかもしれません。
弊社では、海外旅行保険以外に一般の医療保険・生命保険のご相談もいつでも受け付けています。どうぞお気軽にご連絡ください。