7月31日から開始した、タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便対応。
それに搭乗するためには、入国許可証(COE)を申請して、一定の条件を満たさなければなりません。
14日間隔離施設(ASQ)の予約確認書などは、比較的簡単に揃えられますが、難関は「滞在期間中の10万米ドル以上もしくはそれに相当する治療補償額の英文医療保険証」の準備。
何故なら、「海外医療保険証には新型コロナウイルス関連疾病治療費を付保することを確認し、明確に記載しなければなりません。」という、やっかいな一文が必須となっているから。これがなかなか発行してくれる保険会社・代理店が見つからないのです。
タイ入国申請の流れ
タイ政府は、許可した特別便のみ日本人などタイ国籍を有しない者でも、7月31日より受け入れるようになりました。
この特別便でタイに渡航を希望する場合には、入国許可証(CEO)を申請し、一定の条件を満たす必要があります。必要な書類などは、タイ大使館のウエブサイトを見れば分かります。
問題は、予定のフライト案内がサイトに掲示されるのが、わずか数時間であるということ。そしてあっという間にフライトの予約が満席になってしまうということです。
つまり、希望のフライトの案内がサイトに掲示されてからいろいろと準備をしても、全く間に合わないのです。
慣れていない方はそのような流れなど分からないので、全く手が打てない状態です。
正に冒頭お客様の言葉にあった、「熾烈な椅子取りゲーム」なのです。
では、上手く手配が出来た方はどのようにされていたのでしょうか?
フライト案内の予想をして、事前に出来る手配を済ませておく
次の特別便の案内・受付は、おおよそ2週間ほど前にタイ大使館のウエブサイトに掲示されます。
ですからVISAのスタンプを押したパスポートが入手出来たら、次の特別便の案内が掲示される前に、隔離施設となるホテルと海外旅行保険の手配を完了させて待機しておきます。
そして予定のフライトの案内が出たらすぐ、手続きを行っています。
予定のフライトが取れなかった時の最大のリスクはホテル?
あらかじめ保険もホテルも用意を万全に行い、いざ案内が出てすぐに申請をしても、希望のフライトに必ず乗れる保証はありません。
海外旅行保険についてはタイに入国する日がカバーされていれば大丈夫ですので、希望をしていた便が取れずに翌週以降にずれてしまっても、恐らく問題は無いと思います。
お手続きをする時間のある方であれば、補償開始日を修正することも可能です。
問題はホテル。
聞くところによると、隔離施設となるホテルはキャンセル料を100%取るところが大半だとか。
新たな情報を入手しましたら、また共有させていただければと思います。
10万米ドル以上の補償で、新型コロナウイルス関連疾病治療費が付保されている英文医療保険証が必要な方は、お気軽に弊社お問い合わせフォームよりご相談ください。
株式会社セーブユー