既に海外に出発後に、海外旅行保険に加入したいと思う時はどんなとき?
- 海外旅行へ出発したが、うっかり海外旅行保険を掛けるのを忘れてしまった。
- 海外旅行保険に加入して海外へ渡航したが、長期滞在中に保険が切れてしまった。
- 以前は日本の会社からの出向扱いで海外に駐在していて、保険も本社が掛けてくれていたが、現地採用に切り替わって自分で手当しなければいけなくなった。etc.,
上記以外にも様々な理由があると思いますが、日本の海外旅行保険は、原則日本出国前に加入しなければなりません。
ネットでいくら調べても、「出国後」や「海外在住」では加入出来ないという記事ばかり、、、。
そのため、通常は日本一時帰国まで我慢するか、もしくは別の保険を考える場合が殆どでしょう。
弊社では、そんなあなたのために「救済措置」として出国後でも加入できる日本の海外旅行保険の案内をしています。
[blogcard url=”https://insurance-saveyou.com/” title=”海外に滞在したまま海外旅行保険に加入できる、海外の高額医療費に備えて日本の海外旅行保険!” content=”あなたの海外生活を守る海外旅行保険、永住権保持者でも諦めないで!万一の時を想定してしっかり備えておく事が重要です。”]
ところで、海外のどこに居ても加入できる、「ワールドノマド(WorldNomads)」という保険も、海外出国後の保険加入手段として人気があるようです。
今回は、そんな「ワールドノマド」VS「日本の海外旅行保険」について解説します!
日本出国後でも加入可能な、ワールドノマドを分かりやすく解説します

ワールドノマド(WorldNomads)は、オーストラリアの会社が出している海外旅行保険。
海外から海外旅行保険にご加入しようと検索したあなたも、一度は目にした名前では無いでしょうか。
まずは弊社で案内している「一時帰国不要・海外旅行保険」と、「ワールドノマド」のポイントをお伝えします。

- ワールドノマドはネットでの手続きのみ。支払はビザもしくはマスターカードのみ可能。海外旅行保険は日本の代理人の方による手続きが必要。支払は銀行振込かクレジットカード
- 一般的なプランの保険料は、ワールドノマドが3ヶ月57,574円(2019年10月6日レート)、日本の海外旅行保険は43,090円。1年だとノマドが155,455円、海外旅行保険で196,500円
- 補償内容は、どちらも治療費の補償額が十分に付帯されていて、携行品や賠償責任などもある
こう見ますと、ワールドノマドも十分海外出国後に加入する保険の選択肢になりそうです。
ワールドノマドの最大の難点は、立替え払い後の請求と、毎回利用の都度100米ドルの自己負担があること
海外旅行保険の大きなメリットの一つとして、世界中にある提携病院を利用した場合にはキャッシュレスが可能という点があります。
特にアメリカのような医療費が異常に高額な国の場合、時に数百万、状況によっては軽く1,000万円を超える医療費となることだってありますが、このような時、立替え払いをするだけで大変なことです。
その点、キャッシュレスなら本当に大きな安心となります。
また、いくらの治療費であっても、利用の都度毎回100米ドルの自己負担が発生するのもこの保険の特徴です。ですから、ちょっとした体調不良で病院に行くのは考えてしまいます。
持病・既往症のチェックも厳しいようです。請求時には、加入前180日以内の治療歴なども調査します。治療をしたのが例え全く別の病気であっても、そのことが影響していると判断されれば請求は却下出来る、と約款にも記載されています。

ワールドノマドは、あくまでもバックパッカーや海外旅行者向けの保険

その他ワールドノマドは、補償の対象となる国は加入時に申告した居住国以外の国で、例え海外であっても居住している国は対象とはなりません。
居住国に戻った時点で補償は終了となり、未経過分保険料も返金されません(期間中の再開は可能なようです)。
海外旅行保険の場合は、居住している海外の国だけで無く全世界が補償の対象であることはもちろん、3ヶ月以上のプランなら日本一時帰国中でも、日本での医療費が保険利用可能です。
これはとっても大きな違いでは無いでしょうか。
またワールドノマドに加入出来るのは64歳以下であること、補償が全て有効になるまでに72時間の待機期間があること、加入期間は最長でも1年でもあることなどを考えると、海外長期滞在者の方には不向きでしょう。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 日本出国後でも入れる海外旅行保険の一つに、ワールドノマドという保険があります。世界中どこに居ても、ネットで即加入が出来る便利なプランです。
- 補償内容や保険料、加入の便利さには問題はありませんが、一番の難点は必ず立替払い後に請求することと、利用の都度自己負担が100米ドルかかること。医療費が高額なアメリカなどでは簡単に病院には行きづらいですね。
- 加入出来る年齢や期間、日本での補償などを考えれば、ワールドノマドはあくまでも旅行者向けの救済プランであり、長期海外在住者には、一時帰国不要で入れる日本の海外旅行保険が圧倒的に安心です。