ハワイ大好きYさんご一家、10連休を利用して今年もハワイへの家族旅行を予定しています。
日程は例年通り6泊7日。でもいつもと違うのは、今回奥様のお母様がご一緒されること。
以前から何度も家族旅行には誘っていましたが、お義母様にはずっと心臓に持病があり、もし迷惑かけたらとずっとお義母様が断っていたんです。
でも今回は、平成から令和に変わる記念の連休。
せっかくの機会だからと、お義母様もご一緒されることとなりました!
それはそれでYさんにはとても嬉しいことでしたが、やはり心配は持病の心臓病のこと。
そんなYさんにとって、今回の海外家族旅行の一番の不安とは?
Yさんの一番の心配は、お義母さんが海外旅行中に緊急入院した時の付き添いのこと
Yさんが弊社にご相談でお越しになられた際、まずおっしゃったのが「同居では無い義理の母を、ファミリープランで契約することは出来ないでしょうか?」でした。
どういうことでしょう?
Yさん、5年前にご家族4人でハワイに行かれた時のこと。
あと2日後には帰国という時に、Yさんご自身が岩場で滑って転倒し、腰の強打で3日間の入院になってしまったんだそうです。
もちろん2日後の飛行機には乗れないためキャンセル。そして奥様や2人のお子様も付添のため残ることになりましたが、全員の追加の滞在費やキャンセル後の飛行機代も全て海外旅行保険で対応できました。
Yさんは毎回、海外旅行保険はファミリープランを利用していたので、ご家族全員の付き添い代はそのために保険が使えたのだと思っていたようです。
しかしファミリープランは、今回のお義母様のように、別居の親御さんやご兄弟などは契約対象外となります。
心臓に持病のあるお義母様に万一の時、英語も話せないお義母様一人残して帰国する訳にはいきません。
どのようにしたら、自分たち家族4人が期限を延ばして現地で滞在介護が出来るかを一番に心配していたのです。
ご家族の付添費は、救援費用の補償項目
でも実はそれ、Yさんの勘違いです。
前回Yさんご自身がケガで帰国を延期した際に、ご家族の滞在延長分の補償が出たのは、ファミリープランだったからではありません。
通常の「救援費用」という特約で、3日間以上入院を余儀なくされた場合、最大3名までのご親族が駆けつけるための渡航費や滞在のためのホテル代などを支払うという項目があることで対応出来たのです。
ファミリープランならご家族の全員がその対象になる、ということではありません。
つまり、個別のご契約をされている方それぞれが、海外で万一の際には最大3名まで海外で付き添われるための諸費用が出る、という仕組みになっているのです。
前回はたまたまご主人が入院となり、奥様やお子様2名の合計3名が救援者として認定されたんですね。
では今回のご家族とお義母様5名での旅行の場合には?
お義母さんは別居のため、Yさんご家族はファミリープラン、お義母さんは単独でのご契約となります。
そしてもしも海外で帰国を延長せざるを得ない入院などが起きた時は?
お義母様の心臓の持病は、今回31日以内のプランなので悪化した場合でも補償対象です。
また、その治療が必要になった御本人は、どのプランの方であれ入院の有無を問わず延期したために発生した追加の飛行機代や宿泊代が補償対象です。
もしも入院が3日以上となれば、同伴者かそうでは無いかを問わず、最大3名までのご親族の方などの駆けつける航空機代や現地での滞在費用が最長14日間まで対象となります。
つまり今回のケースで言えば、一緒に海外旅行に行かれているYさんご家族4名の内、3名までは予定を延長して滞在する諸費用をカバー出来る、ということになります。
今回の説明で、海外旅行保険の仕組みをご理解いただいたYさん。お義母さんの持病の悪化や、もしもの際はご家族の内3名までは付き添いで残ることが保険で対応可能ならばと、安心してお帰りになられました。
どうぞご家族皆様で、素敵なハワイ旅行を!
参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/family_type_misunderstanding/” title=”ファミリープランの落とし穴。家族で入るなら「ファミリータイプ(家族型)」が絶対お得!?」” content=”ご家族やご夫婦で加入するなら、やっぱりファミリープランがお得?そうとは一概には言えません。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/measles/” title=”日本一時帰国中、海外戻る前日にお子様がはしかに感染。海外旅行保険のお役立ち度は?” content=”一時帰国後、海外に戻る直前にお子様が麻疹に!”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/country_of_residence/” title=”海外移住者の秘めた本音「もしもの入院や手術は、絶対日本で」….絶対不可能を可能にした日本の海外旅行保険!” content=”もし海外で入院をすることになっても、日本の海外旅行保険なら日本に転院して治療を継続することが可能です。”]
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 持病があっての海外旅行保険。31日以内プランなら治療費は保険でカバー出来ますが、帯同しているご親族の延滞費用が心配ですね。
- ファミリープランなら全員がイザ!という時の滞在延長費用が出る訳ではありません。海外旅行保険の救援費用特約から、最大3名まではそのまま海外に滞在して付きそう費用が補償されます。
- プランの内容に囚われず、とにかくイザという時には本人の補償はもちろん、付き添いも3名までは大丈夫と考えて保険にご加入してください。
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