コロナがまだ騒がれる前の2019年8月、弊社より海外旅行保険にご加入されてタイにロングステイで行かれたSさんご夫妻。
先月8月にご帰国の予定でしたが、奥様より一通の相談メールが来ました。
帰国72時間前に行ったPCR検査で、なんとご主人だけが陽性反応となってしまった、という内容でした。
タイではなかなかワクチンが打てないことから、今回は日本に帰国してワクチンを打とうとしていた矢先の出来事に、奥様はとても困惑していました。
Sさんに対する補償は、治療費+滞在費+帰国にかかる余分なフライト代など

Sさんご夫妻はずっと部屋を借りて済んでいましたが、今回の帰国に合わせて部屋は既に解約済。
帰国までは空港付近のホテルに滞在の予定でしたが、今回の陽性発覚で最低14日間は帰国が延期に。
Sさんはその後即入院・隔離となりましたが、もちろんそれらの費用はすべて海外旅行保険で補償となります。
これは、施設隔離であってもOKです。

その他、3日後のフライトをキャンセルして、陰性後に帰国するためのフライト代が当初の費用より高額になったとしても、払い戻し分を除いて全額保険でカバーされますよ。
同伴されていた奥様についての補償は、救援費用から親族駆けつけ対応

ここからが、正に海外旅行保険の神対応の本領発揮です。
奥様は陰性ではありましたが、感染されたご主人を1人タイに残して帰国する訳には行きません。
でも、既に借りていた部屋は解約していて、更に2週間のホテル住まいはとても大きな出費となります。
感染した本人では無いので、海外旅行保険では何も補償はされないのだろうと思っていた奥様に、私からこのようにアドバイスをしました。

感染したご主人が少なくとも3日以上の入院となったことで、奥様はご主人の「救援者」という扱いになります。
それにより、タイと日本の交通費に加えて、タイで最長14日間お見舞いのために滞在される宿泊費などが最大20万円まで補償の対象となるんです。
すぐ、サポートデスクにご連絡を入れてくださいね。
この、思ってもいなかった海外旅行保険の神対応に、金銭的な不安が一切無くなった奥様は本当に感激をされていらっしゃいました。
あとはご主人が、無事に軽症で陰性になることを願うばかりです。
コロナ感染が発覚してから、保険は延長が出来るのか?

海外旅行保険は、帰国により保険が終了予定となる日であっても、治療によって帰国が延びた場合は72時間まで自動で無料延長されます。
これはコロナに限らず、どのような病気やケガであっても適用されます。
でも今回のSさんご夫妻のようにコロナ感染のケースでは、72時間延長されても帰国までをカバーすることが出来ません。
病気はコロナだけではありませんので、海外で無保険でいることは大きなリスクとなります。
Sさんの奥様については、特に感染した訳ではありませんので、必要な滞在予定分をご延長していただけます。
では、感染をしたSさんはどうでしょうか?感染したことが分かってからでも、2週間や一ヶ月の延長は出来るのでしょうか?

答えは、Yesです。
延長せずに保険が切れてしまった場合は、感染が明らかになってからの再加入は厳しいのですが、切れる前に延長の手続きをするなら大丈夫なんです!
これなら、コロナ以外の病気やけがについても心配要りません。安心して、コロナの治療に専念出来ますね。
どうですか、この海外旅行保険の神対応。
現地医療保険では、絶対にあり得ない対応だと思いませんか。
このような時、海外旅行保険ではどのような対応が可能でしょうか。
正にこのような時こそ、海外旅行保険の神対応は発揮されるのです!