9月6日に発生した、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)。
北海道では初めて観測された震度7に、多くの方々が被災されてしまいました。
改めて日本が地震大国であることを実感しましたが、世界で見ると一番地震が発生している国はインドネシアだそうです(海外サイトinsidermonkeyより)。
そして日本は2位。3位ネパール、4位インド、5位エクアドル、6位フィリピンと続きます。
海外旅行保険にご加入をしているとは言え、やっぱり被災しても安全で居れるための防災対策が大切。
今回は昔と違う今どきの防災の常識を、海外でもお役に立つようご紹介します!(池上彰と考える、自然災害大国日本より、昔と違う今どきの防災の常識SPから)
大地震が発生した場合

Q1,家の中で大きな揺れを感じたら?
A:トイレに逃げ込む
B:玄関に行きドアを開け、その場で待機する
あなたも幼い頃、地震が起きたら一番安全な場所は「トイレ」と聞いたことだと思います。私も今までそう思っていました。
しかし現在では柱に囲まれていないトイレも多いらしく、まずは玄関でドアが開かなくならないように開き、そしてその場で揺れが収まるのを待つことが安全だとのことです。
玄関なら、大きなタンス等もありません。
Q2,揺れが収まり、その後の大きな揺れに備えて一時的に避難するならどこがいい?
A:コンビニ
B:病院
C:ガソリンスタンド
これは、有るのであれば「ガソリンスタンド」だそうです。大量のガソリンを備蓄しているだけに、建築基準も非常に厳格になっているのが理由です。
火災発生時の避難方法

Q3,ビルや商業施設などで、地震等により火災が発生した際に役立つものは?
A:濡らしたハンカチ
B:大きめの透明なポリ袋
これは何と大きめのポリ袋!
頭からスッポリと被って、一酸化炭素を吸い込むのを防ぎ一気に屋外まで避難するのがいいんだそうです。
一部のホテルでも、避難用に常備しているところもあるそうです。知りませんでした!
冠水した道路で避難する場合

今年の日本での大型台風の際や、15日に大型台風が上陸したフィリピンで多くの場所が冠水していました。
そのような際は、どうやって歩くのが安全なのでしょうか。
Q4,冠水した道路を歩く際、何を履いて避難する?
A:スニーカー
B:長靴
C:ゴム製のサンダル
これはスニーカーだそうです。長靴では逆に水が入ってしまって歩きにくくなるからです。
Q5,冠水した道路のどこを歩くのが一番安全?
A:歩道の辺り
B:道路の真ん中
C:壁伝いに進む
これは基本的にBの歩道の真ん中だそうです。
歩道の辺りには段差があることが多く、壁伝いには溝があることが多いからです。但し、真ん中辺りにはマンホールの蓋が開いている可能性もあるので注意です。
その他、避難する際に持っていくもので重要な物は、飲食物などよりも「処方薬」や「コンタクトレンズ」などを忘れないようにご注意ください。
また、赤ちゃん用のおしり拭きは、いろいろ使えて便利なようです。
そうそう、くれぐれも事故やケガに備えて、海外旅行保険の証券をパスポートと一緒に持っていくのも忘れずに!
その他、それぞれの国ごとに災害時の連絡方法などに違いがありますので、自然災害の多い国に在住の方は、一度ご家族で確認をされてみたらいかがかと思います。
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/traffic_accident_disaster_terrorism/” title=”海外での交通事故・自然災害、そしてテロ。あなたには起こらないという自信がありますか?” content=”例え健康には自信があるあなたでも、交通事故や自然災害、テロなどはいつ起こるか分からないものです。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/earthquake-eruption-tsunami_ok/” title=”この度の、台湾東部大地震被災者の皆様にお悔やみ申し上げます。” content=”海外の至るところで地震や津波・噴火などが起きています。海外旅行保険は、地震などによるケガも対象です。”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 地震大国日本ですが、世界中には地震が頻繁に発生する国もたくさんあります。一番はインドネシアです!
- 防災対策では、今と昔の常識が違っていることもいろいろあります。
- 災害の多い国にご滞在されていらっしゃるのであれば、改めてご家族で防災について話し合われてみてはいかがでしょうか。
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