日本の資産家で、2023年に民間人初の月旅行への挑戦を表明している前澤友作氏は3月3日、月に行く同乗者8名を募集すると発表しました。
衣料品通販サイト運営会社ZOZO創業者の前澤氏、
「多様な方々からの応募をお待ちしています」と動画で呼びかけています。
1969年、アポロ11号が初の月面着陸を果たしてから約50年。
遂に私達にも、月旅行の夢が実現する可能性が出てきたのです。
である私としては、月旅行には海外旅行保険に入るべきかを検証いたしました。
そもそも月旅行に、海外旅行保険の補償は適用されるのか?
前澤氏の話では、月に行くまでに3日、地球に戻ってくるまでの3日、トータル一週間ほどの旅行になるとのことです。
月に着いたって、病院はそもそも無いけど海外旅行保険が役に立つんですか??
私も様々な角度から、月旅行のリスクと海外旅行保険の適用を検討しました。
この情報をあなたと共有します。
結論を言います。
月旅行に行くときの安心は、
間違いなく「海外旅行保険」です。
海外旅行保険活用、基本中の基本
何度か「海外旅行保険のブログ」でお伝えしていますが、
日本の家を一歩出たときから、海外旅行保険の補償はスタート致します。
(※だから、空港のATM型自動海外旅行保険機から加入しては勿体ないんですね)
そもそも、前澤氏が発表された「月に行くまでに3日、地球に戻ってくるまでに3日」の他に何日掛かるのか、
打ち上げはアメリカ・フロリダ州、自宅を出発後、空港からアメリカのフロリダ州を目指します。
さらに宇宙センターに着き、パスポートを渡し(健康診断?)イミグレを通り(無重力に慣れる訓練?)、荷物チェック(適性検査?)をして宇宙船の席に座るまで何日必要なのか?
そしてSpaceX社が開発を進める「Starship」に乗り月旅行へ。
海外旅行保険の規定には、危険なスポーツや職業は補償の対象外になるケースもある、
としていますが、
ですから、
日本の自宅からアメリカ、
そして月へ行って帰ってきて、
リハビリを終えて日本の自宅までの、
この行程すべてが海外旅行保険の補償対象となるのです。
打ち上げ後から地球への帰還までの体調面のリスクは?
宇宙航空研究開発機構のHPによると、宇宙滞在中に伴う健康リスクには、以下の3つがあげられるそうです。
- 無重力(微小重力)の影響
- 放射線の影響
- 精神的・心理的影響
1つ目は簡単に言うと、「宇宙酔い」や「むくみ」、そして「骨量の減少」や「尿管結石」などが主なものだそうです。
これらはどれも、数時間程度で慣れたり、予防によって抑えることがある程度できるようです。
2つ目は大気圏外のため高レベルで被爆を受けやすいこと、
3つ目は宇宙船という狭い閉鎖的な空間で過ごすストレスやプレッシャーなどですね。
どれも、緊急で高度な治療を必要とするものでは無く、地球に戻ってからの治療対応となるでしょう。
Tips:月旅行と海外旅行保険まとめ
宇宙から帰還すると、短期フライトであっても、帰還後3日間はリハビリを行うそうです。
一般人であれば、さきほど挙げた無重力(微小重力)や放射線、精神的・心理的な影響によって、身体には予想も出来ない異変が起きている可能性がありますよね。
そして、リハビリを終えて日本に帰国するのですが、
実は、私が一番心配なのは地球に戻った後よりも、
日本に帰国後ではないかな?と思っています。
海外旅行保険は日本に帰国後、再び住居に着くまでが保険期間となります、
ですが、住居に着いた後でも、72時間以内の診察結果で、
かつ「今回の旅行」が原因の場合であれば補償対象となります。
海外旅行保険のブログ読者の皆さんはご存知、合言葉は「保険の効力が切れる前に」ですよね。
人間ドックや健康診断は保険の対象とはなりませんが、保険の効力が切れる前に、
月旅行の影響で何か自分の体に異変がないかを調べるのはアリではないかなと考えます。
以上の一連の流れや、家を出てから家に戻るまでのハードなスケジュールを考えると
月旅行に行くときの安心は、
間違いなく「海外旅行保険」だと結論できる結果となりました。
月旅行に選ばれた幸運なあなた、保険に関してはわたし小堺に任せ、思う存分楽しんで行ってきてくださいね。
「この人ただ者ではない」と改めてオーラを感じた記事
- 1,好奇心を満たしたい
- 2,自分の生まれた地球の素晴らしさを改めて感じたい、感謝したい
- 3,自分の小ささ、未熟さを実感したい
準備はいいですか!あと少し、もう少しです。幕開けはすぐそこです。
前澤氏の取り組みは、このコロナ禍のご時世、本当に夢のある有り難い取り組みだと思います。
実際、もし私が選ばれたら、海外旅行保険アドバイザーとしての仕事が疎かにならないか、会社はまわるか、メールの返答はどうしよう
家族は笑顔で見送ってくれるのか?…などなど
真剣に考える時間を与えてもらい、少しだけいつもと違う楽しい晩酌ができました。ありがとうございます。
今はまだ、海外を自由に行き来できない状況ですが、
近い将来、必ず扉が開きます、
はい、海外を自由に行き来できる日が戻ってきます。
それまで、みんなで頑張りましょう。
もちろん月の扉が開く日もすぐそこです。
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