「久々に日本に帰国します。」
最近になって、このようにおっしゃるお客様が増えてきました。
皆さん、本当に声が嬉しそうです。
そんなあなたに海外旅行保険Adviserから、忘れずにご準備しておいて欲しいこと2点をお伝えします。
1つは、スマートフォンに3つのアプリを忘れずに入れておくことです。
これを事前に準備しておくか、日本到着後に準備するかで、何時間も空港での滞在時間が変わります。
この内容については、弊社から発信している海外旅行保険メルマガ
「成田空港最短ルート伝授、最短で空港から出る方法」
に詳細を書いていますので読んでいない方は是非ご登録をお願いします。
(多くのご反響ありがとうございました。)
コロナ自粛やテレワーク勤務が続いているあなたの、体調を整えておくことです。
特に長時間の座りすぎで、久々のフライトによる健康面のリスクが高まっています。
久々に帰国される方の多くが該当する可能性がありますので、しっかりと読んでおいてください。
座りっぱなしが、死亡・がんリスクを急上昇させている理由
筋肉の70%が下半身に集まっているのはご存知ですね。つまり、座っていると筋肉の70%が働いていない状態となります。
座っていて「動かないで」いると血流が悪くなり、その時間が長いほど血流の悪い状態が慢性化して血管が老化し、心臓血管系疾患になりやすくなるのです。
弊社でも2年前に、この件についてのブログも発信して、警鐘を鳴らしています。
私自身定期的に運動もしていましたが、それでもこの1年で、座りすぎによる体調への障害が相当見られるようになってきていました。
最近になって、そんな体調を正常化させるための取り組みを始めています。
それは死亡やがんのリスク低下ももちろんですが、何よりも今年中に再開する海外フライトに備えてです。
久々の長時間フライトで、エコノミー症候群発症リスクはかなり高い状態に
エコノミー症候群は正式には肺血栓塞栓症(肺塞栓症)と呼ばれ、血のかたまりが肺の血管で詰まることで起こります。
エコノミークラスのような狭い座席に長時間座った後、急に立ち上がった途端に症状が現れることからエコノミークラス症候群の名称が認識されるようになりました。
症状には胸が痛い、息苦しさがあり、重症の場合は死に至る危険性もあります。
あなたは以下のような過ごし方が多くありませんでしたか?
・会社にいるときと同じように自宅でデスクワークをする
・何時間も動画サイトを閲覧する
・ブログやSNSをいつも更新する
・オンライン飲み会を実施する
こんな生活習慣で、既に大勢の方がエコノミー症候群予備軍となっています。
そんな身体の状態で久々の長時間フライト、これは誰でも非常に危険だと言えるでしょう。
私は定期的に運動していたから大丈夫、と言える運動量は?
世界から100万人ものデータを集めて、座りすぎのリスクを回避するためにどのくらい身体を動かせばいいのかを調べた研究結果があります。
それによれば、1日に60~75分、荷物の上げ下ろしなどやや強めの日常の動きや散歩などの歩行を行う必要があるのだそうです。
通勤や外回りがあればまあまあクリアできますが、家でテレワークとなるとなかなか大変でしょう。
運動しているという人でも大半は週2回トレーニングジムへ通っていますとか、週末はゴルフに行っていますという程度。座りすぎの健康リスクを相殺するには到底足りませんね。
今から簡単にできる予防法とは
1. ときどき、軽い体操やストレッチ運動をおこなう
2. 十分にこまめに水分を取る
3. アルコールを控える。できれば禁煙する
4. ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
5. かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎを軽くもんだりする
6. 眠るときは足を上げる
その他日常生活では、座っていても1時間に一度は軽い運動を行う、そして出来ることなら、立って仕事を行うことも取り入れてみてはどうかと思います。
参考までに、私は自宅で椅子の代わりにバランスボールを使用しています。
最後に、万一帰国時のフライトでエコノミー症候群のような症状が出た際には、必ず帰国後すぐに病院に行ってください。
海外旅行保険は、帰国後保険が終了しても72時間以内に行った治療は保険の対象となります。
そしてその後最長180日間は、必要であれば保険で治療が受けられるのです。
・OSSMA(※現在は、OEL(OVERSEAS ENTRANTS LOCATOR)に変更されています)
・SKYPE(必ず厚生労働省のホームページからダウンロードした誓約書に記入するメールアドレスで作った(登録してある)SKYPEアカウントが必要です。もし違う場合は、契約書に記入したメールアドレスでもう一つSkypeのアカウントを作ることになります。)
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