2023年、海外旅行保険料は年間40万円台へ(※あなたの身近な方々にもお伝えいただきたい、非常に重要なお話です)

2022年10月、業界トップの保険会社が年間保険料を一気に10万円以上値上げし、年間保険料の標準は30万円台の時代に入りました。

その保険会社は、利便性、提携病院の数、保険金支払の対応もトップレベルな上に、値上げ前までは保険料も業界で1・2位くらいの安い水準でした。

日本の海外旅行保険を諦めていた方々にも、その保険会社のお陰で本当に大勢の皆様にお役に立てており、昨年の値上げのインパクトは決して小さなものではありませんでした。

しかし、そんな改定からわずか2ヶ月後、再度値上げを行うという情報が私の耳に,,,

Adviser

お伝えするのも非常に心苦しいですが、だからこそいち早く告知をさせていただくのが私の使命だと思っています。

時期は2023年7月以降に補償開始・満期更新(※最長2年になるまでは加入時点での保険料で延長)となる方から、昨年10月の値上げ幅とほぼ同様のアップとなります。

前回の値上げからわずか10ヶ月後の大幅値上げに、私は年末年始返上でありとあらゆる対策を検討しました。

まずは今回のお話を、あなたの身近な大切な方にも出来るだけ伝えていただけると嬉しく思います。

今回お伝えする大幅な保険料改定は、T・N社の保険期間32日以上で、30歳以上と70歳以上となります。31日以内の短期渡航の方と、29歳以下は小幅な改定のみとなっています。

再値上げの背景や、改定後の料金体系、海外旅行保険の業界状況等

再値上げの背景

値上げの背景について

医療費水準上昇に伴い支払保険金の大部分を占める治療・救援費用等の支払保険金単価が上昇していることに加え、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大および円安の急激な進行、そして海外渡航者の高齢化等を背景として、損害率が悪化しております。
今後もお客様に安定的に商品を提供していくため、保険料改定等を実施いたします。(保険会社からのコメントより)

最後に書かれている、「今後もお客様に安定的に商品を提供していくため」が最重要ポイント。

以前より弊社ブログでは、『海外旅行保険の長期契約は、ほぼ全社赤字のため引受けをしたくないのが保険会社の本音です』とお伝えしてきました。

そのため、大手保険会社のS・J社やM・S社などは、既に4年以上前に年間保険料を45万円以上に値上げしていました。

そのような中でも大きな値上げに踏み切らず、また70歳以上についても一ヶ月以上の長期を引受けてくれる保険会社は、こちらのT・N社のみでした。

Adviser

値上げに次ぐ値上げは本当に厳しい現実ではありますが、この保険会社のお陰で、弊社を通して海外旅行保険を諦めていた大勢の皆様に、「一時帰国不要」で安心と感動を提供することが出来ています。

特にコロナ感染拡大のピーク時には、帰国が出来ない大勢の方々の、命を救ったとも思っています。

値上げに至る様々な背景がある中、今後も通常ではご加入の出来ない海外在住の皆様に、安定的に商品を保険会社に提供していただくためには、やむを得ない事とご理解ください。

改定後の料金体系

まだ7月値上げ以降のシュミレーションが出来ないため、細かな料金体系までは伝えられませんが、メインの商品について大枠をお伝えします。

まず、31日以内の短期については、69歳以下・70歳以上とも一ヶ月で約1万円ほどの値上げ幅です。

治療費3,000万円のプランで31日間の場合、改定後の保険料は、69歳以下が約26,000円、70歳以上で約51,000円となります。

一方気になる長期ですが、以下に年齢別の3ヶ月・6ヶ月・1年の治療費3,000万円・M2プラン比較表を掲載します。

【〜29歳以下】

保険期間/改定時期〜2022年9月2022年10月〜2023年6月2023年7月〜
3ヶ月48,940円48,940円56,340円
6ヶ月105,250円105,250円121,440円
1年間208,490円208,490円240,570円

【30歳〜69歳】

保険期間/改定時期〜2022年9月2022年10月〜2023年6月2023年7月〜
3ヶ月48,940円63,150円92,430円
6ヶ月105,250円143,190円210,780円
1年間208,490円303,960円448,370円

【70歳以上】

保険期間/改定時期〜2022年9月2022年10月〜2023年6月2023年7月〜
3ヶ月80,750円103,100円186,260円
6ヶ月186,270円238,600円435,910円
1年間398,180円510,650円934,720円
Adviser

このように、年齢30〜69歳は年間40万円台、そして70歳以上は年間約100万円近い保険料となります。

海外旅行保険の業界状況

既に御覧になっている多くの方が、大きな衝撃を受けていると思いますが、ここまでの値上げ・保険料になることは、正直想定内でした。

少し時期が早かったとは思っていますが。

それは、既に業界大手のS・J社やM・S社が約5年ほど前から、同様の保険料に引き上げていたからです。損害保険の料率改定は金融庁の認可が必要なため、理由も無く大幅に保険料をあげることは出来ません。

つまり、コロナや円安の進行が無くても、既に医療費の高騰や渡航者の高齢化による影響は、少なく無かったということです。

今回のT・N社7月改定以降、現段階で分かっている業界内の保険料水準は以下のようになります。

※2023年7月以降 死亡1,000万円・治療費用無制限(あいおいニッセイと三井住友海上は、治療費・死亡とも3,000万円)・その他携行品や航空機遅延、手荷物遅延等一般的セットタイプの、30〜69歳以下1年間の保険料例(保険料の安い順に記載)

保険会社保険料
Chubb損害保険214,460円/年
AIG損害保険249,640円/年
東京海上日動火災保険448,370円/年
あいおいニッセイ同和損害保険486,270円/年
三井住友海上火災486,270円/年
損害保険ジャパン570,570円/年

※東京海上日動の29歳以下の場合は、240,570円です。

Chubb損害保険やAIG損害保険は、未だ年間20万円台をキープしていますが、その代わりに長期加入には厳しい条件を課しています。

また、その2社も早かれ遅かれ他社のように、長期の保険料が値上げするのは時間の問題です。

つまり、海外旅行保険の長期については、年間40万円台が業界標準になるということです。

日本の国民健康保険料で言えば、世帯年収が500万円の場合で、世帯保険料が年間43万円となります。

今後の対策について

昨年10月の大幅値上げの際には、「可能な方には、あなたに合ったゴールデンコースを提案していきたい」と発信してきました。

今後については、以下のように提案してまいります。

これから新たにご加入される方、再度ご利用を開始される方

あなたの状況に合わせて、最適な保険会社を提案してまいります。

  • あなたは、日本からご加入可能ですか?海外に居たままご加入希望ですか?
  • 日本に住民票や、お住いはありますか?
  • 永住権を持っている国に滞在予定ですか?
  • 現在もしくは過去に、脳・心臓・がんの治療や、身体に障害をありますか?

上記のようなことを私があなたにヒアリングをさせていただき、あなたにぴったりな(最安な)ゴールデンコースをご提案させていただきます。

現在ご加入中の方①〜昨年4〜9月にリセットされた方〜

昨年の値上げ前の、4月〜9月の間にリセットをされた方は、最長2年の満期を迎えるまでそのままがよろしいかと存じます。

リセットした際、最長2年では無く1年やそれ以下の期間の方で、既に保険を何度か使用されている方は、延長・更新が出来ない可能性がありますので、6月までに絶対にご相談をしてください。

その他、既に70歳を越えている方も、例え昨年9月にリセット完了していても、再度この6月でリセットが絶対に有利です。

Adviser

この相談は、保険会社には絶対したら駄目です!

そんなことをしたら、保険を使いすぎている人や高齢の方は、更新しないように誘導されてしまいます。

なお、今回は再度の大幅値上げの直前でもありますので、通常では弊社でもサポート出来ない方でも、出来る限りなんとかします

現在延長・更新が出来ず、帰国も出来ずに待機されている方も、必ず6月までに私までご相談ください。

現在ご加入中の方②〜リセットが必要な方〜

昨年の値上げ前リセットをされていない方で、満期更新のタイミングが今年の6月までの方は、昨年10月値上げ後の保険料で更新・延長を最長2年でされるのがベストです。

一方、もし

リセットはしたけど昨年3月より前だった方、

7月以降に満期を迎える方、

については、迷うこと無くリセットをお勧めします。

Adviser

これ、非常に重要なポイントです。

昨年10月改定の前にも同様のリセットを大々的に行いましたが、現在ご加入の保険を早期解約して、未経過分で返金が出ればお返しします。

そして解約と同時に再度加入をしていただく、という方法です。

一時帰国の予定や保険の使用状況などもありますが、とにかくリセットはしたけど昨年3月より前だった方今年の7月以降に保険の満期更新を迎える方、私にご相談ください

6月に集中すると対応が間に合わない方も出てきますので、この記事を読まれたらすぐにご相談を受付開始します。

現在ご加入中の方③〜シュミレーションサービス〜

今回は、前回の値上げからあまり期間が空いていないため、今後どのくらい海外に滞在するのか、日本にはどのようなタイミングで一時帰国をされるのか、などによって、どのように加入をするのが一番お得なのかが変わってきます。

補償が非常に少ないとは言え、クレジットカード付帯の無料保険を併用することも、今後は重要な選択肢の一つとなっていきますが、

渡航期間や渡航する国、ご年齢などによっては、クレカ保険を使う方がトータルではコストが高くなるケースも出てきます。

どうぞお気軽に、渡航先・期間によるシュミレーションサービスをご用命ください。

日本に会社をお持ちの方〜企業包括契約〜

日本の会社から出張・駐在される方向けに、個別の加入では無くその会社から海外に行かれる方全員分を、漏れなく包括的に加入してもらう「企業包括」という契約形態があります。

この「企業包括」の場合は、保険料の計算方法が個別加入とは異なっており、7月改定以降はこの方法であれば従来とほぼ変わらない保険料で加入出来るケースが増えてきます(保険を使いすぎると、逆に個別加入よりも高くなるケースもあります)。

本来は年間でも少なくとも20名以上の海外出張・駐在などがある企業向けの商品ではありますが、あなたがもし、夫婦だけだったり、自分だけの形式的な会社であっても、弊社では柔軟にこの契約形態をサポートしていこうと考えています。

どうぞお気軽に、ご相談ください。

Adviser

海外旅行保険は本当に多くの海外在住日本人の皆様の、「イザ!」を守ってくれています。

私のありとあらゆる知識と経験を駆使して、あなたの加入をこれからもサポートしていきますので、宜しくお願いします。

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※注意事項

このブログは、海外旅行保険についての概要・特徴を一般的に案内したものであり、保険会社によって適応できないこともございます。つきましては、実際のご契約・ご利用の場合には、その該当保険会社のパンフレット・重要事項説明書・約款等で詳細をご確認いただくようお願いします。

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