年々値上げが続く「日本の海外旅行保険」。
およそ10年ほど前までは1年間の保険料でも15万円くらいでしたが、現在では日本の保険会社ではほぼ全社で、1年間で40〜50万円ほどの保険料となっています（29歳以下や、一部外資系はこの限りではありません。詳細は弊社までお問合せください）。
それもそのはず。
まず、10年前の2014年頃は、為替が1ドル100円程度でした。今は150円前後と約1.5倍です。
また、海外の医療費自体もどんどんと高額となっています。
その上、日本では高齢化に伴い医療費が増加の一方ですが、海外に行かれる日本人も高齢化が進んでいることから、海外滞在中に掛かる医療費＝海外旅行保険の保険金も増加の一途。
世界的にインフレも進むなか、残念ですが今後も海外旅行保険の値上げの流れは止まらないでしょう。
弊社で海外旅行保険にご加入されている方の、保険使用状況詳細
1年の間に保険を使用される確率は、およそ5割
弊社では現在、およそ1,500名ほどのお客様が海外旅行保険にご加入をしています。
毎年の延長・更新の際、保険使用がある方については保険会社に延長の承認をもらう必要があるので、皆様の保険利用状況についてcheckを行っています。
そのデータを見ると、弊社で海外旅行保険にご加入されたお客様のおよそ半分ほどの方が、何かしらで保険をご使用いただいています。
一人あたりの平均利用件数は、およそ3件
保険を利用される方の、1年間の平均利用件数は2.8件となっています。
これはどういうカウントかというと、
- 加入後に風邪を引いて、病院に3回通院・受診した。これで1件。
- その2ヶ月後、スポーツをしていて指を骨折。約2ヶ月間で10回通院・受診した。これで2件目、となります。
つまり、何回病院に行ったか、では無く、何回別の病気やケガで保険を利用したか、というカウントです。
そしてこの件数と内容によって、保険会社は翌年の延長・更新を判断するのです。
一時帰国不要の海外旅行保険の場合、この件数が1年あたり3件を越えると、原則延長・更新を不可としてきます。
弊社ではそのような場合で、お客様が延長・更新を希望されている時には、保険会社と交渉を行います。
その結果、およそ5割前後の方は救済が出来ています。これは弊社の経験とノウハウがあるから可能なのです。
一つの治療についての平均額（保険金支払額）
日本人が海外に長期で生活する場合、何故「海外旅行保険」に加入することが重要なのか、もちろん皆さんはご存知だと思います。
そう、日本のような皆保険制度は、海外では少ない、あっても外国人である私達には適用されないからです。
そのため、日本では数千円程度の風邪の診察でも、全額自己負担の海外ではあっという間に数万円になります。
また様々な病気やケガの治療費そのものも、現地の方と外国人である私達とは、Wスタンダードが当たり前。同じ治療を行っても、何倍もの違いがあることも。
弊社での海外旅行保険の保険金支払状況を見ると、一つの治療についての平均額（保険金支払額）は139,789円となっています。
毎月1,000万円や3,000万円を越えるお支払いもありますが、上記のデータは200万円以上の高額支払はデータから外しています。
つまり、日常起こり得る「風邪」や「腹痛」、「骨折」や「目の病気」など、日本では対して医療費は高額にならない治療が殆どです。
このように、一人あたり平均で3件ほどのご利用、そしてその平均治療費が約14万円ですから、
14万円☓3件＝42万円となり、現在の海外旅行保険の平均的な年間保険料とほぼ同じくらいとなっています。
日本の海外旅行保険は、風邪程度でも気軽に利用が出来る上に、しかも万一の際の数千万、時には億も越えるような緊急自体にも備えられる、
非常にコスパの高い保険である、ということがご理解いただけることと思います。
あなたにとってより最適な内容とコスパとなるよう、一人ひとりの状況に寄り添って提案させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
最近は保険料高騰の影響で、海外旅行保険の加入を諦める方も増えていますが、
あなたが自動車に乗るなら自動車保険、家を持つなら火災保険には必ず入ると思います。
では、海外で一番大切な自分自身を守るための「海外旅行保険」の場合は、何故躊躇（ちゅうちょ）するのでしょうか？
自動車事故の損害賠償金や自分の家という財産より、
何よりも一番大切なのが自分自身の「命と健康」です。
また、海外旅行保険の保険使用率は非常に高く、どの保険よりもコストパフォーマンスは高いと私は思います。
今回は、弊社でご加入されているお客様の、保険使用状況詳細データを初公開します！