海外で長く生活をされていた間、ずっと無保険であったり医療保険を現地でご加入されていた方が、日本の海外旅行保険にご加入・切り替えされる際に一番気にされるのは海外旅行保険の利用の方法ですよね。
海外現地の医療保険では、「ちょっとした病気で利用しようとしてもとっても使いづらい」、「予約がしづらい」、「キャッシュレス対応の病院が少ない」、「後からの請求が面倒」、「利用できても自己負担もそれなりに多額」、、、などなど。
そのような方々が、諦めていた日本の海外旅行保険に加入される際に気になるのは、「使える病院はどれくらいありますか?」、「キャッシュレスが使える病院は近くにある?」「使えなかったり利用に困った事例も多いのでは?」「自己負担ゼロって本当ですか?」」などなど。
当然ですよね。今まで長い間、海外現地での医療の際に苦労されてきた方ばかりなんですから。
でもご安心ください。ずっと無保険、もしくは海外現地の医療保険で苦労されてきた皆様から、日本の海外旅行保険にしてから「何の問題も無く簡単に利用が出来た!」とのお声をたくさん頂いています。
「こんな簡単に、自己負担無しで病院が利用出来るとは思わなかった!」「慣れない海外でも、何の不便も無く利用出来た!」「サポートデスクの対応が本当に親切だった!」
ご利用された皆様からは、このように大変ご満足をいただいています。
そこで今回は、長い間海外生活をされていながら海外旅行保険に初めてご加入されるあなたに、初めて保険をご利用される際の方法や流れについて分かりやすくお伝え致します!
まずはご自身が滞在されているエリアの提携病院・利用出来る病院をご確認ください。
どの保険会社でも海外旅行保険にご加入前に、キャッシュレスでの利用が出来る「提携病院」の一覧表をチェックすることが出来ます。
「あれ、意外に提携病院は少ないんだ、、、」「自分が滞在しているエリアには提携病院は無いのか、、、」
エリアによってはそう思われることもあるかも知れませんが、心配は入りません。
海外現地の医療保険の場合には、提携病院以外は保険の適用自体が出来ないケースも多いですが、日本の海外旅行保険の場合はそうではありません。
「提携病院」と掲載されている病院は、保険会社のサポート無しでいつでも「キャッシュレス対応」が出来る病院のことであり、そこに記載されていない病院でも多くの病院で保険適用にてご利用が可能です。
キャッシュレス対応については、その現地の病院の事情により出来ないこともある、というだけのことなのです。
あなたが生活するエリアには提携病院があるのか、もし無ければ事前にサポートデスクにどの病院なら利用が可能なのかを問い合わせておくことで、イザ!という時の備えもより一層安心なものとなります。
提携病院・それ以外の病院をご利用の際の、それぞれのご利用方法
【保険会社の提携病院の場合】
あなたが受診をされたい提携病院に、直接予約を入れてください。
海外旅行保険の証券(もしくは証券のデータでも大丈夫です)とパスポートを念の為ご持参いただき、「治療費は保険利用にてキャッシュレスで対応をお願いします」と病院に伝えていただければそれでOKです。
【提携病院以外をご利用の場合】
残念ながら、あなたが受診したい病院が提携病院のリストに載っていない、もしくは提携病院以外をご利用されたい時には、まず保険会社の「サポートデスク」にお電話を入れてください。そして、受診希望の病院を伝えていただくか、受診希望の病院が分からない場合にはサポートデスクに紹介を依頼していただきます。
その際、以下の事項をオペレーターにお伝えください。
- お名前
- 証券番号
- ご契約の内容や契約タイプ
- 現地連絡先と電話番号
- ケガの状態、病気の症状等
もしあなたがご希望される病院がキャッシュレス対応が出来ない場合には、治療費をまずお支払いいただき、その後保険請求という流れになります。サポートデスクで紹介された病院であれば、キャッシュレスでの対応となります。
提携病院以外の場合、保険は適用でもキャッシュレスサービスが受けられない場合もありますので、ご注意ください。また、提携病院であっても、ドクターによってはキャッシュレスサービスを受けられない場合もあります。
尚、提携病院以外の病院で受診をされて、その後同じ病気やケガを治療される場合には以後の連絡は不要です(最長180日間)。
初めて海外旅行保険にご加入をされたら、まずはちょっとした体調不良でも利用してみましょう
「保険はもしもに備えてのものだから、出来るだけ使わないようにしています」
そんなとっても律儀な方もたくさんいらっしゃいますが、海外での「イザ!」に備えての大切な保険。
私としては、初めてご加入をされたのであれば、できれば大したことは無い症状の時に一度ご利用をしてみて欲しいと思っています。
日本のように、どんな時でも至れり尽くせりとは限らない海外生活。
保険だって予行演習を兼ねて、利用の流れをしっかりとマスターしておいて欲しいのです。
そうすれば、意外に簡単に利用出来るのがあなたにもすぐに分かると思います。
例えキャッシュレスでも、後から自己負担が発生するケースもあるのでご注意を。
キャッシュレス診療の場合には、自己負担無しで利用が出来るので後々の保険請求などは必要ありません。
本当に便利ですよね。
但し、キャッシュレスで治療を受けれたとしても、海外旅行保険の適用外の治療や処方薬があった場合、後から自己負担の請求が来ることもあります。
通常、保険適用にならない治療の場合には、医師から事前に保険適用外となることが伝えられます。持病の治療が伴うケースなどですね。
しかし、その場では持病かどうか気づかないままキャッシュレスで検査や治療を行い、後から出た結果や調査で判明することもあります。
そのような場合には、残念ですが対象外分の費用は全額自己負担となりますので、ご注意ください。
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/three_months_use/” title=”海外旅行保険にご加入されたことで、病院に行くハードルが低くなる!” content=”今まで海外で無保険だったり、使いづらい海外の医療保険にご加入だった方は、海外旅行保険にご加入をされたことで病院に行くハードルがとっても低くなったようです。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/pitfall/” title=”「安心」を売る証券には裏がある〜海外旅行保険に潜む落とし穴” content=”海外に住む日本人にとって、本当に安心な海外旅行保険ではありますが、ただいいことばかりではありませんのでご注意を!”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/5convenient/” title=”海外旅行保険、知ってて得する便利な利用法5つ。” content=”日本の海外旅行保険には、日本人にとって使いやすいいくつもの隠れ技があるんです。”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 初めて日本の海外旅行保険にご加入をされるのであれば、まずはあなたが滞在しているエリアの提携病院をチェックしてみてください。
- もし提携病院一覧にご希望の病院が掲載されていなければ、もしもの前にご希望の病院が保険適用可能か、キャッシュレス対応が可能か確認しておくことをお勧めします(通常は大半の病院で大丈夫です)。
- 「保険はイザ!という時のお守り」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいますが、万一に備えてちょっとした体調不良でもまずは一度利用をしてみてください。そのことで安心感は更に大きくなりますよ。
コメントを残す