近年、増え続けるクルーズ海外旅行。
飛行機で行く海外旅行であれば空港で目に付く海外旅行保険でも、クルーズ旅行の場合は海行保険をかけ忘れるケースも多いようです。
飛行機による海外旅行よりもクルーズ旅行の方が海外旅行のリスクは
各段に高まるのをご存知ですか?
クルーズ船の海外旅行にある、様ざまなリスク

まずは何と言っても、病気・ケガ。
揺れる船内でより一層転倒リスクも高まります。滑りやすいデッキでの転倒、パーティーでは履き慣れない靴で特に注意です。
また、部屋のバルコニーに酔い覚ましで出ていた際、海に転落!などということも結構あるそうです。
長期間船上という密閉空間で過ごすため、ノロウイルスなどの感染症にかかる危険も大きくなります。
クルーズ中の緊急治療は、チャーター機が必須となります

デッキで転倒した際に後頭部を強打。
緊急手術が必要になった!誤って海に転落して溺れ仮死状態に!こんな事態でも回りは果てしなく続く海。救急ヘリコプターを手配しなければなりません。
実際にギリシャのクルーズ船旅行中に起きた海外旅行保険事例を見てみましょう。
Ⅽさん(63歳男性)が、クルーズ中に脳出血で倒れてしまいました。緊急手術が必要となり、すぐに救急用ヘリコプターでパリの病院へ搬送。手術後も容態が安定するまでパリの病院に入院し、その後、現地入りした親族、付き添いの医師、看護師と一緒に成田空港へ向かいました。
この事例でかかった費用は次の通りです。
- 疾病治療費用 4,369,132円
- 救援者費用 15,235,415円
- 事故対応費用 50,000円
- 上記合計 19,654,547円
海外旅行保険に入っていたため、全額保険対応となったそうです。
病気や怪我以外にもある様々なリスク
ツアー中感染病になった場合、クルーズ中はずっと客室で隔離。
そして次の寄港地でツアーを中断されておろされます。そのような場合、旅行行程を離脱後復帰するための費用や、日本に直接帰国する費用などは保険で対応できます。
また、クルーズ旅行は出発前に万一何か起きた場合のキャンセル費用はとても高いケースが多く、またキャンセル費用の発生タイミングも早いようです。ですからクルーズ旅行の場合は、旅行キャンセルに対応した特約も付けた方がいいですね。
エクスカージョン中を狙った現地での強盗被害も発生

クルーズ旅行の一番の楽しみは、いろいろな島々などに寄港し現地を楽しむエクスカージョン。
しかしクルーズ客はどうやらそんな現地の強盗にはカモのようです。各地で度々強盗被害が発生しています。
せめて保険に入っていれば、経済的被害は抑えられます。
その他、デッキでスマホを海に落としたら?!盗難でもない、修理しようにも拾うことも出来ない、、、。携行品損害特約は紛失は対象外、、、。
でも、きちんとクルーズ会社に海中落下させたことの一筆を出してもらえれば、不可抗力の紛失で保険が対応できそうです。
やはり日本の海外旅行保険は万能ですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 飛行機で行く海外旅行より、クルーズ船の方が海外旅行保険はより重要
- 船上での緊急手術はチャーターヘリコプター必須で費用も高額
- キャンセル費用や寄港先ので強盗など、病気ケガ以外のリスクもクルーズ旅行では多い
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