好評の「プロが本音でお答えします!」シリーズ第三回目。
皆様から日々寄せられる、海外旅行保険に関するよくある質問・疑問に、海外旅行保険のプロが本音でお答えします!
今回は、以下4つのご質問です。
Q1,海外旅行保険は在住国だけしか使えない?
Q2,加入後、いつから利用が出来ますか?
Q3,勤務先から補償内容を英文で求められていますが、発行できますか?
Q4,パンフレットを見ると、期間27日間で申し込むより34日間で申し込んだ方が安いのは何でですか??
Q1,海外旅行保険は在住国だけしか使えない?

海外旅行保険をお申し込みになる場合、渡航先がどの地域になるかを問われる保険会社があります。
これは、渡航先の地域によって医療水準が異なるためです。
このような保険会社を通してご加入する場合は、それ以外の地域での利用時に「※選択した旅行先が事実と相違した場合や、ご旅行先に選択もれがあった場合は、保険金が支払われない場合があります。 」というメッセージが出ます。
その場合は、実際申告していない国でのご利用の場合、保険金が削減されるケースもあります。
これは、渡航先によって保険料を変えている保険会社のみですので、例えば滞在している国以外でも利用できる方がいい、という方ならエリア別での保険料を設定していない保険会社を選択すれば問題ありません。
また、渡航エリア別で保険料を差別化している保険会社の場合、短期でのご利用なら国によってはとても割安となりますが、1年や2年などの長期のご利用の場合には、滞在国問わず非常に割高な設定となっていますので、くれぐれもご注意ください。
その他、エリア別の保険料を設定していない保険会社でも、内戦中の国やキューバ・北朝鮮などの一部の国を補償対象外としているところもありますので、長期で海外にご滞在の場合はその辺りもチェックされることをお勧めします。
あと、3ヶ月以上でご加入された場合は、ほぼ全社で日本への一時帰国中でもご利用が可能です。
これは長期で海外在住の方々にとっては、とても大きな安心だと思います。
Q2,加入後、いつから利用が出来ますか?

海外現地の医療保険などは、ご加入後15日間や30日間の補償対象外期間があるケースが一般的です。
日本でも、ガン保険は必ず90日間の待機期間があります。
では、海外旅行保険は?
これは、ご契約後例えば当日に病気やケガをしても補償の対象となります。契約前の病気やケガは対象とはなりませんが、そうでなければご契約後すぐに補償OKです。
私のお客様でも、補償開始当日にご気分が悪くなったりおケガをしてお役に立ったケースがいくつもあります。
Q3,勤務先から補償内容を英文で求められていますが、発行できますか?

海外での留学や、特別な機関で働かれる場合には、このような英文での補償証明書を求められるケースが良くあります。
私どもでは、そのようなケースに応じて英文で海外旅行保険の補償内容を証明する「付保証明」を即時発行しています。
どうぞご安心ください(写真画像参照)。
Q4,パンフレットを見ると、期間27日間で申し込むより34日間で申し込んだ方が安いのは何でですか??

これ、一見したらちょっと不思議ですよね。
そのカラクリは、全保険会社が31日以内の海外渡航者に対して「持病の悪化でも300万円まで補償します」という特約を付帯したからなんです。
つまり、31日以内までの海外渡航の方へのプランは、希望するしないにかかわらず「持病の悪化でも300万円まで補償します」という補償を自動付帯したことによって、その分の保険料を割増付帯しているから、32日以上の渡航の方との保険料差額が発生しているのです。
大体、31日丁度の保険料は39日までの保険料より高くなっていることが多いようです。
参考までに、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には、この持病悪化の補償は付帯されていませんのでご注意ください。
以上いかがでしたか?
ああなるほど!というお答えもありましたでしょうか?
今後も素朴な疑問でも些細な質問でも結構です。どうぞお気軽にご質問くださいませ。
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/inquiry_answer/” title=”プロが本音でお答えします!「海外旅行保険は必ず入った方がいいですか?」
” content=”今回は、Q1,海外では、海外旅行保険は必ず入った方がいいですか?など4つです。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/acne_deterioration/” title=”プロが本音でお答えしますシリーズ②!「元々高血圧で、海外で悪化。これって持病で使えない?」” content=”今回は、Q1,元々高血圧で、海外で悪化。これって持病で使えない?など4つです。”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも 日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 海外旅行保険は、保険会社によってはご加入時に申告した国以外では、補償が削減されることもありますのでご注意ください。
- 海外旅行保険は、ご加入後補償開始日以降すぐにご利用が可能です。
- ご要望により、海外旅行保険の補償内容を英文の「付保証明」で発行も大丈夫です。
- 31日以内の短期契約には、全件既往症対応の特約が付帯しているので、その分32日以上のプランより割高になっています。
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