ワールドカップ2018。日本は初戦コロンビアに勝利し、第二戦のセネガルにも引き分けに追いつくという大善戦!
28日のポーランド戦にて、何としても決勝トーナメント出場を果たしてもらいたいものです!!
今回の開催国ロシア。日本人サポーターも1万人以上が渡航されたようです。
日頃は北方領土問題くらいしか意識をしない方も多いかもしれませんが、この機会にロシアの医療事情や、現地でサポーターの皆さんが気を付けていただきたい事故や病気を解説します!
ロシアは、外務省が特に海外旅行保険加入を勧める14の国の一つ

今回ワールドカップが開催されているロシアは、何故外務省も強く海外旅行保険の加入を勧める国に入っているのでしょうか。
その最大の理由は、医療施設が日本や欧米ほど充実していないことが第一に挙げられます。
少し前までは、旧態依然とした公立の施設しか無かったようですが、最近はモスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市では、立派な私立病院も出来ました。
安い公立病院はロシア語しか使えないため、外国人は病気やケガの際には外国人向けの私立病院を利用します。
私立病院では、診察料だけでも15,000円以上。また入院や手術の際にはデポジットが必要で、盲腸で60万円以上、狭心症なら250万円以上も必要です。
これだけでも、海外旅行保険は欠かせません。
ロシアから東京への緊急移送は、何と2,000万円以上!

ロシアでも最近は立派な施設の病院も出来てきたとは言え、日本とは医療文化が異なり、きめ細かい配慮のきいた医療はあまり期待出来ません。ですから緊急性の無い外科手術や難易度の高い検査や処置・手術は、日本やヨーロッパで行うことを外務省では勧めています。
そんな緊急移送ですが、ロシアからフランクフルトへの寝台移送で約400万円。東京への専用機移送の場合で何と2,000万円以上です!
それ故に、外務省ではロシアへ渡航する日本人向けに、海外旅行保険の必要性を強く訴えているのです。
緊急移送費用は、海外旅行保険の「治療救援費用」から払われますが、クレカ付帯の海外旅行保険では全くこの金額には足りません。
ロシアで特に多発している病気やケガ10項目

今回ワールドカップの応援に行かれていらっしゃる日本人サポーターの皆さんに、ロシアで多発している10項目をお伝えしますので、予防に努めていただきたいと思います。
それは以下です。
- 風邪
- 花粉症
- 食中毒
- インフルエンザ
- 乾燥性皮膚炎
- 嘆息
- 交通事故
- 結核
- HIV・エイズ及び性感染症
- うつ病
重篤な事態にはなりづらい病気が殆どですが、交通事故は結構多いようです。
海外旅行保険には皆さんご加入されていらっしゃると思いますので、ちょっとした病気やケガ、そして万一の際でも安心だとは思いますが、欧米や東南アジアなどの国とは少し事情も異なるロシア。
どんなに日本の勝利で興奮されても、くれぐれも節度ある行動を心がけてください。
サポーターの皆さんの熱の入った応援が、より日本チームを燃えさせてくれています。くれぐれも事故や病気にはお気を付けて、最後まで応援を宜しくお願いします!
おっさんジャパンのみなさん、まずはベスト16を期待しています!
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/foreign-ministry/” title=”外務省が日本の海外旅行保険加入を特に推奨する、14の国。” content=”ロシアは、外務省が特に海外旅行保険を推奨する14の国の一つに入っています。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/document_emergency_transport/” title=”海外旅行保険_ドキュメンタリー・緊急移送! ” content=”緊急移送の実態を紹介。医療水準の低い国では、これはとても重要な補償となります。”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- ロシアは日本や欧米と違って、ちょっと特殊な医療事情があります。最近では立派な私立病院も出来てきましたが、医療費は高額で入院・手術にも高額な保証金が必要となります。
- 難易度の高い検査や手術は、外務省もロシアでやることを勧めていません。緊急移送ならロシア→東京で2,000万円!
- 風邪や花粉症、その他交通事故やうつ・性感染症などが多発しています。日本代表の応援のために、くれぐれも健康や事故にはご留意くださいませ。
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