英国の保険会社エンズリーは、2017年度の旅行保険の支払い保険金による、世界で最も危険な観光国10カ国の番付を作成しました。
その発表によると、最も危険な国はタイ。そして第2位がチリとアメリカだそうです!
タイの危険な状況、そして番付入りしたその他の7つの国をご紹介します!
2017年度エンズリー社・旅行保険の支払いは23%がタイで発生!
タイでは、6月には13人の少年たちが洞窟に閉じ込められたり、7月にはプーケット沖で観光船が沈没し40人以上の中国人が亡くなるなど、最近でも様々な事故が起きています。
世界中で発生する保険金支払いの約4分の1もが発生する、不名誉な番付トップになったタイ。
その一番の要因は、「交通事故」と「水上活動による傷害事故」が多発していることです。
「水上活動による傷害事故」とは、海で溺れたり、マリンスポーツ中のケガ、また観光船の転覆事故など。
昨年は、中国人だけでも一年間で49人も溺れて亡くなっているそうです。
WHOの発表では、東南アジアの中でタイが交通事故ナンバーワン
タイでは、10万人中38.1人が交通事故による死亡で東南アジアの中で最多だそうです。
バンコク以外の都市や観光地は公共交通機関がまだ発達しておらず、レンタカーが多くの観光客の交通手段。
一方、タイの観光地には凸凹の激しい道が多いため、観光客が交通事故に遭う原因となっています。
その他、スリや強盗・テロなども頻繁に起こり、海外旅行保険の利用頻度アップにつながっています。
危険な観光国番付、その他の国々
保険金支払トップのタイが全体の23%。それに次いで2位はチリとアメリカでそれぞれ15%となっています。
このほかランクインしたのは、スペイン(8%)、ドイツ(8%)、フランス(7%)、ネパール、ペルー、バハマ、ブラジルと続きました。
スペインやフランスでは、スリによる保険請求がかなり多いそうです。
これらの観光国にご旅行の際には、やっぱり海外旅行保険が不可欠と言えます。
しかしそれにしても、タイがこんなに危険な国だったとは私も驚いています。
そう言えば昨年、私もタイに旅行した際にゾウの背中に乗って遊覧中、茂みの中で多数のアリに噛みつかれて病院に行ったのを思い出しました、、、。
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/traffic_accident_disaster_terrorism/” title=”海外での交通事故・自然災害、そしてテロ。あなたには起こらないという自信がありますか?” content=”例え健康には自信があっても、海外での交通事故や災害そしてテロなどは防ぎようがありません。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/foreign-ministry/” title=”外務省が日本の海外旅行保険加入を特に推奨する、14の国。” content=”外務省では、海外に渡航する際特に海外旅行保険に加入することを推奨する14の国をHPに掲載しています。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/marine-sports-winter-sports/” title=”海外スポーツは危険も一杯!高額事故例から保険の大切さを垣間見る” content=”海外では、1年中様々なスポーツが楽しめるのが醍醐味の一つ。だからこそ、危険もたくさん!高額事故例をご紹介。”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 英国の保険会社による、最も危険な観光国の番付トップはタイです!
- タイでは、交通事故と水上活動による傷害事故が多発しているのが原因。
- その他2位がチリとアメリカ、そしてスペイン、ドイツ、フランス、ネパール、ペルー、バハマ、ブラジルがランクインしました。
コメントを残す