海外旅行保険は通常持病には使えないことから、海外に長期で滞在される場合には持病を悪化させないことが重要となります。
持病の筆頭と言えば、「高血圧」。
高血圧は心筋梗塞や狭心症、脳梗塞など危険な病気の発症を高める非常に怖い病気。
治療としては、病院で血圧降下剤を処方してもらうことで一定の血圧に抑えるのが一般的ですが、初めて高血圧の処方をされる時以降は海外旅行保険では慢性病・持病として保険の対象外となってしまいます。
ですから海外に長期で滞在するのであれば、出来るだけ食事や生活習慣の改善で悪化をさせないようにすることが医療費を抑えるポイントとなります。
そこで今回は、手軽に高血圧の改善が望めるイワシの水煮缶詰をご紹介します!
この効果は、ちょっと驚きものです!(TBS・この差って何ですか?より)
サバ缶ブーム到来!大人気の青魚!
その年に最も人気を集めた食材に送られる「食トレンド大賞 2018」。
準大賞には「チーズドッグ」「梅シロップ」「おからパウダー」が選ばれました。
そして、大賞だったのが「サバ缶」。2016年には128億円だった「サバ缶の売り上げ」は、2018年には263億円と倍増だそうです!!
そんな「サバ缶」の人気の秘密が、様々な健康効果!売り切れの店が続出し、人気に生産が追い付かず、なかなか手に入らない状況が続いているといいます。
しかし、「サバ缶」が手に入らなくても、ほかの「魚の缶詰」にも健康効果が期待できる魅力的な「缶詰」がありました!
サケ缶は老眼改善に効果的、そしてイワシ缶は「高血圧改善」に効果あり!
サケ缶は老眼改善に効果が期待でき、水晶体が完全に固まる40代後半前に食べるのがいいようです。
一日一缶をたった2週間食べ続けるだけで老眼が改善するとのことで、ごま油と併せて食べることでより効果的とのこと。
そして気になるのは「イワシの水煮缶」の高血圧改善効果。
「イワシ缶」には、「EPA」という「高血圧の改善効果」が期待できる成分が入っていて、さらに「EPA」は、大ブームの「サバ缶」よりなんと約2倍も入っているそうです!
「高血圧」とは、食事をした際塩分が血管内に入ってきて、その塩分濃度をさげようと大量の水が入ってきて血液量が増え、血管を押す圧力が上がる状態。
「EPA」は血管の壁を柔らかくしてくれるので、結果的に「圧力」が下がるんだそうです。
イワシ缶には、定番の「水煮缶」、「しょう油煮缶」、「かば焼き缶」に加えて「オイル漬け缶」がありますが、そのうち、最も「EPA含有量(100gあたり)」が多いのが「水煮缶」。
二番目に多かった「しょう油煮缶」に比べても約2倍だそうです。
これは、「水煮缶」がすぐに真空状態の缶に詰めているため、「EPA」が酸化せず、ほとんど失われていないからと考えられています。
イワシ缶を高血圧改善にオススメしたい理由とその効果は?
一般的に「高血圧予防」というと、「塩分をひかえる」ということになります。
しかし「イワシ缶」を食べ続けるだけで、「普段の食生活」を変えなくても、「高血圧の改善」が期待できる点がオススメしたい理由のようです。
ただし、塩分の摂り過ぎの場合は改善が必要なのは言うまでもありません。
また食べ方によって「高血圧」の改善効果」がより高まるようです。
その食べ合せは、「イワシの水煮缶+トマト」。「イワシ缶」に含まれる「EPA」は酸化しやすく、血液中で「活性酸素」によって酸化しますが、そこに「トマト」に含まれる「リコピン」の効果で「活性酸素」を取り除く働きがあり、「EPA」の酸化を防ぐことが期待できるそうです。
この番組では、イワシ缶の効果を検証していました。さてその驚くべき効果とは!?
今回は、出演者の方に普段の食生活のままで2週間過ごしてもらっていました。
期間中も、塩分の多い外食(中華料理、カツカレー、仕出し弁当等)が多かったようですが、必ず「いわしの水煮缶」を食べてもらっていました。
しかし検証の結果の血圧は、2週間前に「165」だった上の血圧が、「146」に!なんと「19」も改善していたのです。
私も以来、定番の食材にしているのは言うまでもありません。
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/acne_deterioration/” title=”プロが本音でお答えしますシリーズ②!「元々高血圧で、海外で悪化。これって持病で使えない?」” content=”皆様よりいただく質問の中から、数多いものにプロが本音でお答えします!”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/chronic_disease_anamnesis/” title=”持病・既往症の再発_どんなケースなら海外旅行保険の補償対象?” content=”海外旅行保険は、持病・既往症は適用外と言われますが、その詳細はどういう場合なんでしょうか。”]
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/s-r_to_singapore_with/” title=”糖尿病持ち55歳。セミリタイアでシンガポールへ。” content=”例え現在持病をお持ちであっても、海外移住を諦める必要はありません。まずは万全な準備をして海外へ!”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 海外旅行保険は持病・慢性病は適用外。ですから、日頃からそれらの病気を改善させる努力は海外長期滞在者には重要なこと。
- サバ缶を筆頭に青魚が大ブームに。2018年はサバ缶が「食トレンド大賞2018」を受賞し売り切れ続出となっています。
- 「高血圧改善」を望むのであれば、サバ缶よりも「イワシ缶」の方が効果が期待出来ます。通常の食生活のままでも確実に効果が出るという検証結果も出ています!私も早速取り入れています!
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