海外ロングステイ、リタイアメント海外移住、何より大切なことはやっぱり健康で有り続けること。
せっかく海外に移り住んでも、いつも病気がちでは意味がありませんね。
50歳までの第一の人生と、50歳以降の第二の人生は生き方が違う
きっぱりと、「老化も寿命も定年も病も錯覚です。」と断言されています。
生まれてから学び、成人し、男性なら仕事をして稼ぎ、女性なら子供を産み育て、家族を養うために必死に生きるのが50歳までの「第一の人生」。
本来の動物として役割は、これで終わりなのだそうです。そして動物であれば、死を迎えるのです。
ところが人間には、50歳からの全く別な「第二の人生」が始まります。動物としての種の保存という役割から、人や社会に貢献し、自らの人生を楽しむという人生であり、この第二の人生を第一の人生の延長として考えるから、いろいろな間違った常識が生まれるのだと武田氏は言っています。
「健康管理」についても正に間違った常識だそうです。求める体の機能は変わるからです。第一の人生・第二の人生の詳細は割愛しますが、以下健康管理についてをピックアップしてみました。
血圧やコレステロールのこと
上が140以上で、下が90未満の場合は、収縮期高血圧と呼びます。また、家庭血圧の基準値はより低く、135/85以上であれば高血圧になります。
140/90未満は正常血圧ですが、120/80未満が循環器病のリスクが最も低い至適血圧です。130~139/85~89は正常高値血圧で、高血圧ではありませんが要注意の値です。 〜国立循環器病研究センターより〜
でも武田先生はこう言います。
必要以上に血圧を抑えていると、元気で活動的な生活も出来ないようです。年齢プラス90くらいでコントロールをすると、血の循環が良く若い頃と変わらず元気に過ごせるそうです。
一方、世間では健康管理の敵の一つのように言われているコレステロールですが、これもマスコミによって間違った常識が浸透してしまっていると言います。
このように世間一般で言われている健康管理は、いわゆる必死に生きていく50歳までの第一の人生に必要なことであり、それをマスコミなどでは50歳以上の第二の人生にも勝手に当てはめて宣伝をしていると言っています。
がんも、血圧高めでコレステロール高めの方がなりづらいのであれば、これは決して無視出来ないことです。
50歳以降で必要な健康管理とは
そして何より武田先生は、「自分は老化などしていない。まだまだしっかりと生きていく。」と思うことが大切だと言っています。
50歳を過ぎたら健康診断も要らない?
医師をしている武田先生の義兄は、「50歳を過ぎたら健康診断は必要無い」と言っています。
実際1974年から15年かけて、フィンランドで1,200人の被験者を対象に健康追跡調査を行っています。40歳〜55歳の管理職の男性600人ずつを、一方には定期的に健康診断を5年間実施し結果を元に生活指導や投薬を実施。
もう一方には特に何もせずに自由に自分の考えで健康管理をする、というものでした。結果は、勝手気ままにしたグループが、かなりの差で健康で長生きをしたそうです。
がんについても、若い頃のがんは進行が早いので、1年に1回の健診で発見しても手遅れになります。
家族を養っていく世代にはやはり定期健診は有効なのです。でも年を取ってからは暇もあるし進行も遅くなります。治療をする必要がない場合も多いのだそうです。
それよりも死にたいという気持ちがなくなればがんも無くなるのだ、と先生は言います。「高齢になるとがんと共存して生きていくという気持ちが大切なんだ」と。
弊社のお客様でリタイア後海外移住された方から頂くmailでも、海外でスポーツや読書などを満喫され、日々本当に楽しい毎日を過ごされており、健康に過ごされているご様子が分かります。
海外旅行保険に入ってもう何年にもなるけれども、全く使うような病気やケガも無いと。
ただ、「もし何かあっても保険があるから安心していられる」ともおっしゃってくださっています。気持ちの面でも大いにお役に立てているのであれば、本当に何よりです。