2018年2月7日、台湾東部花連市で起きた大地震。
現時点(2018年2月9日時点)でも数名が死亡、日本人数名を含む200人以上が負傷かつ今でも100人以上が行方不明という大参事に。
亡くなられた方、お怪我をされた方においては、心からお見舞い申し上げるとともに、早期回復をお祈りします。
ところで、一般的な傷害保険は地震特約を付帯させないと「地震・噴火・津波」による怪我は補償対象外となっています。生命保険も、同様です。但し、東日本大震災では、特例で生命保険業界では支払い対象としました。しかし特約の付いていない傷害保険は払われませんでした。
では、海外旅行(傷害)保険はこのような場合にはどうなんでしょうか?
世界で多発する、地震・噴火・津波による事故例!

今回の台湾地震に限らず、海外で地震や噴火、津波などの天災の巻き込まれて、ケガや緊急避難などの対応が必要となるケースはままあります。
海外の地震関連で言えば、ニュージーランドの南島クライストチャーチ近くで2011年2月22日、マグニチュード(M)6.3の強い地震があり、日本人28人を含む、200人超が行方不明となった件は、今でも非常に印象に残っています。
噴火については、日本でも最近、草津白根山の噴火で自衛隊の方がお亡くなりになる事故がありました。海外でも昨年末、バリ島アグン山の噴火は記憶に新しいことでしょう。
津波についても、いわんやです。既に約7年が経過した東日本大震災。お亡くなりになられた殆んどの方が、津波によって命を落とされました。2004年12月のスマトラ島沖地震による大津波でも、日本人40人が命を落とされています。
このような状況がある中で、海外旅行保険はどれだけ役に立つのでしょうか?
通常の傷害保険と違い、海外旅行保険は地震・噴火・津波によるケガを自動補償
日本の傷害保険や生命保険は、あえてそれを対象とするように契約しなければ、地震・噴火・津波の補償は対象外です。
でも、海外旅行(傷害)保険はそれらは自動的に補償対象となっています。
ですから、とにかく海外に渡航される際には、ご加入されておくことをお勧めします。これらの地震・噴火・津波によるお怪我の補償は、どのような契約形態でも必ず付帯されています。
海外で突発した、地震・噴火・津波。ご自身のケガだけに限らずいろいろな補償があります
突然起こった海外での地震・噴火・津波。それによったお怪我は安心なことはご理解いただけたと思います。
でも日本の海外旅行保険の強味はこれだけではありません。
既に海外出国後に、突発で地震・噴火・津波によって、旅行行程を変更しなくてはならない場合、例えば帰国予定日に飛行機が飛ばないなど、そのような場合には延長費用やプラスで掛かる滞在費用なども保険で対象となります。
また、渡航前にそのような事態が起きた場合、旅行キャンセル費用を付帯しておけば、急な不測の事態に備えて旅行をキャンセルする費用もOKです。
日本を出発前に、じっくりと渡航予定国の事情を鑑みて、海外旅行保険も賢い掛け方をしてくださいね。
最後に、この度の台湾地震の被害者の皆様に、心よりお見舞い申しあげます。東日本大震災の時は、本当に助けて頂きました。ありがとうございました。この度の被災に関し、出来る協力はさせていただきます。
※参考資料
[blogcard url=”[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/temporary_return/” title=”急な事態に、旅行をキャンセル費用も特約付帯で対応できます!” content=”海外渡航前の急な事態や、渡航先の異常事態に、旅行費用のキャンセル費用や旅行行程中の変更費用も対応することが可能です。天変地異なら尚のこと!”]
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ
- 通常日本の傷害保険や生命保険では、地震・噴火・津波によるケガは特別に特約を付帯させなければ補償されません。
- 一方、海外旅行傷害保険は、それら天災によるケガも自動補償します。最近頻発している、海外での地震・噴火・津波による事故例を見れば、海外旅行保険はやはり必須だと思います。
- 地震・噴火・津波によるケガだけではなく、それによる旅行行程費用の補償なども、プランの選択次第で可能です。
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