弊社では、7月31日のタイ渡航特別便第一号から、大勢のお客様に入国基準を満たす英文医療証をご用意してきました。
10万米ドル以上の補償、且つコロナの補償も明記された「英文の医療証」をすぐに準備できるだけで無く、入国後の病気やケガの際の対応やアドバイスも的確で迅速だということで、とてもご好評をいただいています。
最近、入国後の施設での隔離中に「原因不明」で体調を崩される方が多いので、注意喚起を兼ねて事例などをご紹介したいと思います。
今後タイに渡航予定の方、必見です。
弊社のお客様で入国後に実際に起きた事例
①原因不明の高熱が続いたケース
12月にタイに入国されたS様。
隔離が終わる頃から身体にだるさが感じられるようになりました。
隔離が終わって数日後、38度以上の高熱が出てパタヤ病院へ。
入院して、血液検査やPCR検査を受けるも原因が分からず。
そのまま退院させられたため、心配でメモリアル病院へ。
しかしそこでも検査をしても原因不明。熱はあるも、なんの問題も無いと言われる。
それでもやはりコロナ感染なども心配なため、次にサミティヴィート病院へ。
入院し、抗生物質などの点滴を受けながら、2度の血液検査や尿および痰の検査をした結果、やはり異常値は無く、2日後には38度を超える高熱も無くなり退院しました。
その病状が無くなってから現在迄に、左側の首、肩、腕が痛くなり、時々眠れない日があるそうです。
②突然左目が見えなくなったケース
先週渡航されたM様。
まだ隔離中ですが、突然左目が見えなくなったと相談のCHATあり。痛みは無いとのこと。
急ぎサポートデスクに連絡を入れ、隔離施設に一番近い病院をご案内。
隔離中ですが、もちろんすぐに病院に行く手配が取れました。
ぶつけたり、過去に同様のケースなどは無いらしく、原因は現在不明です。
③目眩と左手の麻痺
昨年に続いて2度目のタイ渡航をされたY様。今回は隔離期間中から、軽い眩暈(めまい)と左手の痺(しび)れが起こり始めたと連絡がありました。
隔離終了後目眩もしびれもひどくなり、遂に左手の半分は麻痺状態に。
ジェネラルホスピタルへ行き、MRI等の精密検査を受けましたが、脳に異常は全くなく、眩暈は治まったものの、左手半分は麻痺のままとのこと。
コロナ感染には十分注意をしていたそうですが、このような事態になるとは予想もしていなかったと、大変ショックを受けられています。
現在もまだ治療中ですが、効果が感じられず現在病院を変更予定です。
隔離は予想以上に精神的なストレスがかかります
これは当然のことですよね。
海外での生活自体日本に居る時よりもストレスがかかる上に、部屋から見える景色は素敵ですが、狭いホテルの部屋から一歩も出れない状態で2週間。
これは本当にキツイことだと思います。
隔離中の自殺も増えているという衝撃的な話
弊社の保険に加入してタイに渡航された医療従事者の方から、隔離中の自殺も増えているというショッキングなお話も伺いました。
特に渡航前から、うつの薬や睡眠導入剤を飲まれていた方がやはり多いようです。
今後も長期隔離が渡航時に必要であるなら、そのような方は隔離が無くなるまで見合わせた方がいいかもしれません。
弊社で提供している海外旅行保険は、期間が3ヶ月以上であれば「こころのカウンセリングサービス」も無料でご利用が出来ます。
万一の際には、もちろん心療内科も受診が出来ます。
隔離施設内から、オンライン受診だって出来るんです。
例え今は心も身体も健康なあなたでも、予想以上に2週間の隔離はキツイようです。
最近では自宅での自主隔離などに備えて、自宅に備えておいた方がいいグッズに、マスクや消毒液だけで無く、「ゲーム」も推奨されているのを見ました。
それは隔離中のストレスを少しでも緩和させるためなんですね。海外渡航時の隔離に備えて、それも是非持参物に加えてはいかがでしょうか?