世界のお医者様に聞いてみた〜上海・太和口腔門診部（海外保険は使えないが、日本語対応してくれるリーズナブルな歯医者さん）〜

海外旅行保険では保険適用にならない『虫歯』。

「転んで歯が折れた！」

「硬いものを噛んだら歯が欠けた！」

などの事故については対象となりますが、虫歯や歯周病など歯の疾病（病気）は対象となりません。

以下に該当する契約の場合にしか、オプションでも付帯することが出来ないのです。

このように海外旅行保険では虫歯が適用にならない上、外国人向けの歯医者は非常に高額。

そのため多くの方が、ローカルの安い歯医者で応急処置だけする、薬局の痛み止め薬を服用する、などで一時帰国まで我慢をされているようです。

そこで今回は上海限定ではありますが、私が良く利用している、日本語対応可能でリーズナブルな歯医者さんをご紹介します。

海外旅行保険は使えませんが、知っておくと安心ですよ！

海外（上海）の歯科治療事情と保険

上海で日本人向けの歯医者さんと言えば、古北にあるクリニックなどが有名ですね。

日本で歯医者さんに行くのと、全く同じ環境で治療が出来ます。

でも正直『高い』！のが皆さんの悩み。

先日ある知人がとあるクリニックで根管治療を行ったところ、なんと16,000元も掛かったと言っていました。

海外旅行保険は対象外。中国現地の保険でも、せいぜい年間2,000元程度で焼け石に水程度の補償です。

また、日本の健康保険で海外療養費還付を活用しても、相場自体が何倍も違うので、やはり焼け石に水程度。。。

但し、中国は硬い骨が入った料理が多く、噛んで歯が欠ける事例が多いのですが、そんなケースは海外旅行保険でも保険対象です。

今回ご紹介する上海・太和口腔門診部さんは、同じ治療を行った場合、クリニックが16,000元ほど掛かるのに対し、6,500元程度だとの返答。これは安心ですよね

一般的な治療の料金表は、以下の通り。例え保険は使えなくても、安心して治療ができる金額となっています。

日本人向けなのに、リーズナブルな理由

こちらの太和口腔門診部は、元々はお母様が日本に留学して歯科を学び、その後中国に戻ってから2003年に開業されたそうです。

その後、息子さんも大阪大学歯学部を2010年に卒業。やはり日本で歯科の免許を取得しました。

お母様も息子さんも日本の診療費を参考に、ここ中国でもできるだけ変わらぬ金額で、お世話になった日本人の方に恩返しがしたい。

そんな思いから、他の外国人向けクリニックに比べてリーズナブルな料金を設定しているそうです。

現在患者さんの4割が中国人、6割が日本人という構成。日本で歯の治療を頻繁にしていた方ほど、この中国では欠けたり割れたりする事例が多いそうです。

現在メインで治療を行い、流暢な関西弁を操る(笑）中国人ドクター・吴鑫（ウーシン）先生。

技術も最新式の機械を取り入れていて、腕前も優秀。

予約希望の方は、このブログを見たといって微信に直接申請をしてくださいとのことです。

微信ID：wuxin6099

丁寧に説明をしてくれてから、そして料金を確認してから行ってくれる治療は、正直ありがたいの一言です。

上海・太和口腔門診部

上海市长宁区延安西路1798号(天山路)

月、水―金：9：30～18：00

土日：9：00～17：00

定休日 : 毎週火曜日

吴鑫（ウーシン）先生・日本語で問合せ可:　 微信ID：wuxin6099